「満足度」「幸福度」が高くなる仕事に共通している、主な条件を解説します。
満足度・幸福度が高くなる仕事の、4つの条件・特徴
1「自身の裁量で出来る部分が大きいタイプの仕事」
- ある程度、マイペースで仕事を進めることができる
- 「お金を稼ぐための企画内容」を自分で決めることができる
- 「請ける仕事」「請けない仕事」を自分で決めることができる
- 「自宅」で仕事をすることができるので、時間の余裕があったりストレスが小さい
- 上記のリストのような、自己裁量でできる部分が大きい仕事は、幸福度が高くなる傾向がある
本項目の具体例の職種
- 個人事業主
- 企画(自身が策定した企画を元にして、他の社員達が各工程を進めていく)
- デザイナー
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2「自身が持つ才能・特性を発揮できるタイプの仕事」
- 「水を得た魚(うお)のよう(自分に合った環境や、自分の得意な状況などになって、生き生きとしているさま、よく活躍している様子、などを形容する表現)」という言葉の通り、自身の適性に合った仕事は幸福度が非常に高くなる
- 「自身の才能・能力を発揮すること自体が、単純に快感だから」という側面もある
- 仕事を続けていくうえで、「自身の成長」「スキルの進化」などをはっきりと実感できる
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本項目の具体例の職種
- ゲームクリエイター
- 芸術家(画家や彫刻家など)
- 研究・開発
- 官僚(国政に影響力をもつ上層の公務員)
- 株式やFXなどのトレーダー
3「他者への貢献が明確であるタイプの仕事」
- 他者達を助ける(心身の介助や、困難・トラブルから救い出すことなど)という性質が強い仕事
- 目の前の顧客から感謝されることが多い仕事
- 社会の人々の生活の向上に貢献する仕事
- 上記のリストのような貢献の性質が強い仕事は、幸福度が高くなりやすい(人間の心理の原則として、人助けは気分が良くなるため)
本項目の具体例の職種
- 医師
- カウンセラー
- 消防士
- 聖職者
- 教師
4「負担や拘束が少ないため、余暇を楽しみやすい仕事」
- 簡単な仕事内容であるため、心身への負担が小さい
- それほど激務ではないので、自身の健康を維持しやすい
- 拘束時間があまり長くないので、日々の余暇時間が多めに取れる
- その業界の会社は全体的に、有給の取得率が高かったり、福利厚生が充実している
- 「やりがいがあるタイプの仕事」「華やかで人気がある仕事」は競争率が高くなり就くことが困難であるため、能力や学歴の問題でこれらの職に就くことが難しい場合、余暇の取りやすい仕事が満足度・幸福度を高めることにつながりやすい
本項目の具体例の職種
- 公務員
- 工場作業
- インフラ系(電力・ガス・水道・鉄道など)
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参考:「高年収」「高ステータス」の職業は、それほど幸福度が高くならない
- 「年収800万円程度で体感的な幸福度が頭打ちになり、それより年収を増やしても幸福度は上昇していかない」という有力な研究結果があるから
- 「高年収」「高ステータス」の職業(銀行員や証券マンが典型例)は、ほぼ確実に常軌を逸した激務であり、心身を壊す確率が高すぎたり、毎日忙殺されているせいで主観的な幸福度・満足度が低下しやすくなるから
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