パチンコ業界が、近年、急激に衰退・オワコンになっている主な理由を解説します。
パチンコ業界が急速に衰退・オワコン化している3つの原因
1「国に数々の規制をかけられて、パチンコ業界が大ダメージを受けた」
「出玉数」に関する規制(これが最もダメージが大きい)
- 単位時間あたりの出玉数を大幅に減らすように、法的規制がかかる
- 「大当たり出玉数の上限を、以前よりも大幅に少なくする」「4時間で得られる出玉は、5万円以下」という規制内容
- この規制のせいで、消費者達にとってはパチンコのうま味が激減し、規制前よりもパチンコに魅力を感じないようになった
- 「大当たり出玉数の上限を、以前よりも大幅に少なくする」「4時間で得られる出玉は、5万円以下」という規制内容
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その他、パチンコ店へかけられた規制の種類
- 確変継続率は最大65%まで、と低い値に規制される
- イベント(パチンコの無料体験イベントなど)の規制
- 等価交換の規制
- パチンコ店の広告・宣伝の規制
- パチンコ店についてのTVCMの規制
「パチンコは、パチンコ台の設定の仕方によって打つ人達の射幸心(偶然の利益を労せずに得ようとする欲心)をあおり、ギャンブル依存症を誘発させている」
と見なされやすく、
パチンコのギャンブル性を低下させて健全化させる目的のために、あれこれの法的規制がかけられることが多くなっています。
2「スマートフォン・タブレットPCを使ったネット関連の娯楽が充実し、それに消費者達を取られてしまった」
ソーシャルゲーム
- 「運要素が強いガチャを引いて、レアなキャラクターを当てる」というソシャゲのゲームシステムがパチンコのもつゲーム性と類似しており、客層が被っている
- 近年になってソシャゲのグラフィックやゲームシステムが大幅に洗練されたことにより、パチンコよりもソシャゲを選択する消費者が多くなっている
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映像作品系のサブスクリプションサービス
- 「月額定額で、大量の映画・ドラマ・アニメなどを見放題」というサブスクサービスが普及しているので、わざわざパチンコ店へ行かなくてもスマホやタブレットPCで動画を観るだけで十分という消費者が増えている
オンライン式で手軽に賭けることができる、公営ギャンブル
- 競艇
- 競馬
- 競輪
- これらが、今ではオンライン式で、自宅でスマートフォン・タブレットPCで手軽に賭けられるようになった
- これらは公営ギャンブル(特殊法人や地方公共団体による施行が許可された賭け事)であり、国にとっては貴重な税収入源であるため、
パチンコほどは規制が強くないため、消費者達にとっても「規制が緩くて、勝ちやすく儲けやすい」と好まれやすくなる
3「コロナ禍のあおりを受けたことで、客足が大幅に減ってしまった」
- コロナ禍(コロナか、2019年末~2021年前後までにかけての新型コロナウィルスの感染拡大にともなう社会での様々な混乱のこと)により、パチンコ店は感染リスクがかなり高くて危険な場所であると、多くの人達に認識されるようになってしまった
- もともとパチンコ業界が衰退中であったところに追い打ちがかかり、衰退に拍車がかかる形となった
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参考:パチンコ業界の市場規模の推移グラフ
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