「ダメ人間でも有能な人でもない、一般人・普通の人」の主な特徴を解説します。
「ダメでも有能でもない、一般人・普通の人」の主な特徴
「性格・考え方の方針」の特徴
- 「社会性」が高く、社会のあれこれの仕組みや、自身が身を置く組織に、容易になじむことができる
(『自分が生きている世界』のルールから脱しようとせず、良くも悪くもおとなしい) - これといった「信条」「持論」などは、もっていない場合が多い
- 「不審に感じたこと(特に、上の立場の人達が「正しい」と主張すること)について、疑ったうえで検証する」といったことはほぼできない
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「精神力(忍耐力)」の特徴
- 学校・企業などで与えられた、面白さを伴わない課題をなるべく最後までやり遂げようとはするものの、だいたいの場合で嫌々な思いでやることが多い
- 「孤独」「悲しい」「辛い」「つまらない」といった、精神的な苦痛への耐性がかなり低い
- 苦痛への耐性が低いため、多くの場合で「他者による慰めの言葉」「食べ物・お酒・娯楽などによる、心の慰安」を必要とする
- 短期的な努力はできるものの、
「長期的な努力」「結果が保証されていない、ハイリスクだったり長期的な努力」には、ほぼ耐えられない
本項目は、「非凡な人」「ダメ人間」の差が特に大きい
- その人の精神力(忍耐力)が強ければ強いほど、非凡な人側に近くなる
- その人の精神力(忍耐力)が弱ければ弱いほど、ダメ人間側に近くなる
- 一般人は、「非凡な人」「ダメ人間」の精神力の、その中間のあたりに位置している
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自身の人生において、求めていること
- 一般的な意味での、成功(富や権力やぜいたくな暮らしなど)
- 敷かれたレールの上を走り続ける、平穏無事な暮らし・人生(好きな人と結婚して家庭を築いたり、友人達とイベントを楽しむなどの希望も本項目に含まれる)
- 「自分がやりたいことを見つけ出し、それに打ち込みたい」という欲求はあるものの、自分は何ができて何がやりたいのか判らないまま一生を終える人が、全体の8割程度を占める
本項目は、「非凡な人」「ダメ人間」の差が特に大きい
- その人の願望が高次なもの(自己実現や、何かしらの高潔な信念にもとづく願い)であればあるほど、非凡な人側に近くなる
- その人の願望が低俗なもの(酒・ギャンブル・色欲・怠惰など)であればあるほど、ダメ人間側に近くなる
- 一般人が人生に求めるものは、「非凡な人」「ダメ人間」の願望の、その中間のあたりに位置している
参考:広告・マスメディアなどで利用される「大多数の人々が共有する性質」
- 有名人につられる
- できないことをしたいと思う、夢がある
- 多数派にいたいと思う
- 真実を求める
- 権威が好き
- 自分が他人からどう見られるかを気にする
- 心配性 (不安症)
- ステータスに憧れる
- リスクがないと思うと飛びつく
- 数ヶ月経てば大概の事件は忘れる
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例:ある商品を買わせたい(思い通りに行動させたい)
→買わせたい人々の好きな有名人に商品を紹介させる(1)
→「あなたの願望、叶えます」と成功願望に付け入る(2)
→「今大人気!」「全米が泣いた」などと同調を誘い宣伝する(3)
→「真実を知らないままでいいんですか?」と問いかける(4)
→「日本○○協会」などと格調高い名義で宣伝する(5)
→「買わない人はこう思われますよ」と不安を煽る(6)
→「早い内から勉強させないと将来大変なことになる」と子を思う気持ちに付け入る(7)
→「これさえ持てばあなたもセレブの仲間入り」などとステータスの欲を刺激する(8)
→「無料です」と宣伝する(9)
・とある有名人が事件後、ほとぼりが冷めるまで静かに待ち、いつの間にかお茶の間に復帰している(10)
(広い意味での)支配者、マスメディア、広告代理店などは、
上記のような「大多数の人々が共有する性質」を利用して間接的に世論・消費者の行動を操作しています。
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