陰キャラ・ちょっとズレている人同士のシュールな掛け合い・ギャグが面白いことに定評がある、
漫画家・谷川ニコ（たにがわ ニコ）の作品の魅力を解説します。
漫画家・谷川ニコの作品の魅力
「陰キャラ」「ちょっとズレている人」をテーマにした、シュールなギャグ展開
- 本項目が、漫画家・谷川ニコの最大の持ち味
- 「オタク」「陰キャラ（社会不適合者気味の性格のキャラもここに含まれる）」「一見すると普通の人だけど、考え方や趣味がちょっとズレている」といった特徴を備えた、クセのあるキャラ達ばかりであることが、谷川ニコの作品には多い
- ギャグのタイプは、陰キャラ・オタクにありがちなことや、下ネタや、ちょっとズレている人同士のシュールな掛け合いなどが多い
本項目の具体例：漫画「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」
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オタクでコミュ障気味の女子高生・黒木智子（通称・もこっち）のちょっとシュールな学生生活を描いた漫画で、20巻以上も単行本が出ているかなりの人気作・谷川ニコの出世作。
ストーリーの当初は、学校におけるもこっちの奇行・ぼっち状態・コミュ障ぶりに焦点を当てた少々キツい内容であり、
中盤以降は、
・クラス内で友達が増えて、もこっちを取り巻く人間関係が大幅に拡大する
・「性格や行動にかなりのクセはあるが、それが独特の愛嬌になっていて魅力的なキャラ」が多くなる
・シュールなギャグの描写を作品のベースとして、
サイドストーリーとして「将来の進路（大学受験に向けて頑張ることや就きたい職業のために努力することなど）」「人間関係のいざこざと、和解のプロセス」といった青春ストーリーの描写
といった風に作品の厚みが増し、隙の無い良作に仕上がっている。
本項目の、その他の具体例
ライト姉妹 〜ヒキコモリの妹を小卒で小説家にする姉と無職の姉に小卒で小説家にされるヒキコモリの妹〜
社会不適合者気味の女子学生の主人公が、有能だけれど現在無職状態の姉のスパルタ指導によって、ライトノベル作家を目指すストーリー。
姉の、妹へ向けた『愛と毒が入り交じった発言』が見所。
クズとメガネと文学少女（偽）
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見た目は美少女であり知的に振る舞ってはいるものの、
実は在学している進学校の中では成績的に底辺に位置しており、しかも教養レベルもかなり低いという主人公と、
そんな主人公に惚れてしまったクズ系キャラ（主人公に対して変態行為を繰り返す）の男子の、文学・小説を題材にしたシュールなギャグ漫画。
その他、谷川ニコの作品
- ちょく!（全4巻）
- ナンバーガール（全3巻）
- 海浜秀学院のシロイハル（全1巻）
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