アメリカの、経済や研究などにおける競争力が常に高い理由を解説します。
アメリカの競争力が非常に高い、主な4つの理由
1「徹底的な実力主義により、「少数の極めて優秀な人材」を生み出すことができる」
過酷な競争の犠牲になる国民も多いが、代わりに、超優秀な人材が育つ
- 競争が過酷すぎるせいで大量の脱落者が出たり、そのせいで国の治安が悪化してしまうが、
(アメリカでは解雇規制が緩すぎたり、国による社会保障が全然あてにならないレベル)
競争を勝ち抜いた少数の超エリートが、経済・研究などの分野で、世界を相手にして勝ちまくるようになる- 他国の並のエリート達では太刀打ちできないため、結果的に、アメリカの首位が維持されることになる
- 日本のように、「個人が突出して成功することを嫌い、国民の能力・経済力・価値観が平均化することを好むタイプの国」は、そのスタンスが競争に全く向いていないため、アメリカに勝ちようが無い
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2「ヒーローであること・パイオニア(先駆者)であること」を賞賛する文化が根付いている
- 「何かの分野で、斬新なビジネスにチャレンジする人物」をヒーロー視して賞賛したり憧れる文化がアメリカには根付いており、
このおかげでアメリカではこれまでにない独創的な企業が生まれやすかったり、先進的なIT企業が生まれやすい- 21世紀の世界ではIT分野の重要度が非常に高いため、IT分野で優位に立てるアメリカは国の競争力が高くなりやすくなる
3「超高額報酬」「世界最先端の研究」などをエサにして、世界中から有能な人材を集めている
- 報酬額の高さ
- 世界最先端の研究ができる設備環境
- 「世界有数の大企業で働ける」という社会的ステータス
- これらのメリット・報酬を求めて、世界中から極めて有能な人材がアメリカに集まってくるため、アメリカの競争力が常に高い状態に維持されている
- 「非常に有能であり、自国に不満を持っている(国が独裁制で危険だったり、報酬額が低すぎたり、衰退中で未来が暗いなど)」という状況の人達が、
『国の政治体制が健全で、ずっと経済成長を続けているアメリカ』を移住先に選びやすい、という事情もある
(中国・韓国・インド・欧州圏の国・日本などの国のエリートが、アメリカへ鞍替えするケースが非常に多い)
- 「非常に有能であり、自国に不満を持っている(国が独裁制で危険だったり、報酬額が低すぎたり、衰退中で未来が暗いなど)」という状況の人達が、
- これらのメリット・報酬を求めて、世界中から極めて有能な人材がアメリカに集まってくるため、アメリカの競争力が常に高い状態に維持されている
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4「移民文化」が、国のデフォルトであること
- アメリカは昔の時代から移民を受け入れ続けており、このおかげで、移民の存在や移民という文化への抵抗感が非常に小さい
- 先進国は少子高齢化によって国力が低下することが運命であるため、
移民によって国の人口や若年層の人数を維持することが容易であるアメリカは、国力を維持しつつ競争力も維持しやすくなる - 移民文化を受け入れていることは、
本記事の「超高額報酬」「世界最先端の研究」などをエサにして、世界中から有能な人材を集めているの項目が実現する大きな要因になっている
- 先進国は少子高齢化によって国力が低下することが運命であるため、
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