アニメ監督が有能であった場合と、無能であった場合の、アニメ作品への影響の違いを解説します。
アニメ監督が有能であった場合の、アニメ作品への良い影響
原作ファン達から高評価を受ける、良いアニメ化を実現できる
- 各シーンごとのカメラワークが秀逸であり、観ていて退屈しない・動画なので迫力があり目が離せない
- 「漫画」「ライトノベル」「ゲーム」などの原作媒体から、アニメーションという別媒体へと変換しても、原作の魅力がほとんど損なわれず、原作ファン達の多くが「アニメ化して良かった」と喜ぶようなクオリティー
- 各キャラクターの魅力が、原作でのキャラクターの魅力とほぼ同等であり、アニメ化によって魅力を損なっていない
- 「アニメ監督の個人的趣味で、原作のストーリー・設定の一部を改変すること」を、しない
- アニメ用のオリジナルストーリーを組み込む場合、大半の原作ファン達から「好き」「悪くない」という肯定寄りの評価を受ける
- 上記のリストのような事柄を達成し、基本的にアニメ版について辛口評価の原作ファン達を納得させるアニメ化ならば、
原作に触れていない初見の人達もほぼ確実に満足できる品質
- 上記のリストのような事柄を達成し、基本的にアニメ版について辛口評価の原作ファン達を納得させるアニメ化ならば、
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最上級のアニメ監督は、独自の世界観を構築して監督した作品をブランド化させてしまう
- 宮崎駿(「天空の城ラピュタ」「千と千尋の神隠し」など)
- 庵野秀明(「新世紀エヴァンゲリオン」「ふしぎの海のナディア」など)
- 新海誠(「君の名は。」「天気の子」「秒速5センチメートル」など)
- 最上級のアニメ監督の一例として、上記のリストのような超有名アニメ監督は、通常のアニメ監督の業務内容にとどまらず、「シナリオ」「演出」「背景美術」なども手がけて、その作品を「そのアニメ監督独自の作品」へ昇華させてしまう
(多数の実績があるアニメ監督にはファンが付くようになり、その監督の作品だから作品を観る人達が多くなったり、作品の宣伝で有名アニメ監督の存在・名前が大々的にアピールされるようになる)
- 最上級のアニメ監督の一例として、上記のリストのような超有名アニメ監督は、通常のアニメ監督の業務内容にとどまらず、「シナリオ」「演出」「背景美術」なども手がけて、その作品を「そのアニメ監督独自の作品」へ昇華させてしまう
アニメ監督が無能であった場合の、アニメ作品への悪い影響
演出センスが不足しているせいで、作品の各シーンが退屈なものになってしまう
- 「その場面で、何がどうなっているのかが分かりづらい」と視聴者達が感じる部分が多くなる
- シーンごとのカメラワークに工夫が感じられず、単調な印象を受けたり観ていて退屈する
- 「演出(各シーンの設計図である絵コンテを作製する職業人)」の成果物をチェックすることがアニメ監督の大きな役割であるが、
そのアニメ監督に演出センスが不足している場合、ダメな演出を指摘できなかったり、最悪の場合は変なセンスによる指示で、作品の演出を改悪させてしまう
- 「演出(各シーンの設計図である絵コンテを作製する職業人)」の成果物をチェックすることがアニメ監督の大きな役割であるが、
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制作スケジュールに深刻な遅延が生じ、最悪の場合、特定の回が落ちる
- そのアニメ監督の指示が不適切であるせいで、制作全体の流れがとどこおっており、制作スケジュールに重大な遅れが生じてしまっている
- 制作スケジュールの管理は「制作進行(スケジュールやアニメーターのマネージメント係の職業人)」の役割ではあるが、
コミュニケーション不足のせいで現場の遅延具合をアニメ監督が誤解していたり、遅延具合の大きさが制作進行がカバーできる範囲を超えている場合がある - 最悪の場合、特定の回が落ちる
(放送予定日までに特定の回を仕上げられず、その回の放送が延期になったり、総集編を急遽放送することで何とか取りつくろうなど、制作現場の責任者であるアニメ監督として最大級の失態を演ずる)
- 制作スケジュールの管理は「制作進行(スケジュールやアニメーターのマネージメント係の職業人)」の役割ではあるが、
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