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ゲームでプレイヤー達のトラウマになりやすい主な3つの要素

 

ゲームのプレイヤー達・プレイヤーの子ども達にとってトラウマになりやすい、

ゲームの要素・特徴について解説します。

 

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プレイヤー達にとってトラウマになりやすい、ゲームの要素

1「不気味・怖い敵に、追いかけ回される」

  • 見た目・容姿・雰囲気が不気味な敵に、延々と追いかけ回されるというパターン
    • 本項目はホラージャンルで頻出するが、
      マリオシリーズのような子ども向けの明るいジャンルでもまれに出てくることがあり、この場合は強烈なトラウマになる

 

本項目の具体例:ゲーム「零〜紅い蝶〜」の、黒澤紗重(くろさわ さえ)





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本作(正統派のホラーゲーム)では、怨霊である黒澤紗重からひたすら逃げ回るステージが用意されている。
敵である黒澤紗重の容姿・雰囲気が怖すぎることに加えて、
・武器にあたる「射影機」というアイテムを失った状況であり、プレイヤー側からはいっさい攻撃ができない
・このステージで黒澤紗重に捕まってしまうと、即ゲームオーバーになる
・ステージの屋敷の「どの扉が開いていて、閉まっているか」を黒澤紗重から逃げ回りつつプレイヤーが試行錯誤しながら調べるしかないうえに、
明らかに黒澤紗重が待ち構えている部屋に必要アイテムを取りに行かなければならない
という、厳しすぎるステージになっている。

 

 

 

 

2「極度に悲惨・鬱系のストーリー」

  • 重要度の高いキャラクターが、死んだり、何かの目的のために犠牲になるという悲惨・鬱系のストーリー
    • 死に方があまりに悲惨すぎたり、死人の数が多すぎると、プレイヤー達にとってトラウマになる




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本項目の具体例:ゲーム「セブンスドラゴン」の、千人砲(せんにんほう)

 

 

宇宙から飛来した強大なドラゴン達に世界を侵略されている人類が、対ドラゴン用の切り札として開発したのが「千人砲(せんにんほう)」。
砲台の中に千人の人間を入れ、千人の命を全て消費してエネルギーを抽出し、強力な砲撃にするという原理であり、
攻撃実行にはとてつもない犠牲をともなう兵器であるため「悪魔の兵器」の異名をもつ。
千人砲の完成のために技術を提供したルシェ族の王とその王国民達が自ら進んで千人砲のエネルギーとなり死んだが、攻撃対象のドラゴンには重傷を与えただけで、倒すには至らなかった。
ドラゴンに強い憎悪を抱くエメル(千人砲計画の責任者)は追加の人命を使って、再度ドラゴン相手に千人砲を撃たせようとしたが、責任を問われて拘束された。

 

 

 

 

3「グロテスク要素を含む容姿・ストーリー」

  • 「血」「内臓」などのグロテスク要素が、そのトラウマキャラクター・トラウマストーリーに深く関係している
  • 人間や、人間に近い外見の種族が、残酷な処理・処置を受けていること
    • 本項目に近いものの別パターンとして、「人間の狂気」「不穏な雰囲気・空気感」を前面に押し出しているステージ・ストーリーも、十分にトラウマになり得る

 

本項目の具体例:ゲーム「大貝獣物語」の、バイオベース(ダンジョン名かつ基地の名称)

 

 

バイオベース(基地名)では大地の栄養を吸収し、その栄養をギャブ・ファー(本作のラスボス)へ供給している。
大地の栄養には動物に加えて「生きた人間」も含まれており、
バイオベースにおいて、繭(まゆ)に取り込まれた人間が、生きたまま繭と同化されていくという極めて悲惨な状況が展開されていた。
繭と融合してしまった人間は、初期のゆるやかな快楽がだんだん苦痛へ変わってゆき、最後には人間としての意識・思考を完全に失ってしまう。




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