ケモ耳キャラ・獣人キャラの、漫画やアニメなどの創作物での主な役割について解説します。
ケモ耳キャラ・獣人キャラの、創作物上での主な役割
1「そのキャラに、色々な可愛さを手軽に付加できる」
- 「ケモ耳」「動物のしっぽ」をキャラに付加すると、そのキャラの見た目が大幅に可愛くなる
- 「思考」「行動スタイル」「判断基準」が動物寄り、という強烈な個性・キャラクター性を付加することができる
- 男性主人公に、犬あるいは猫のように甘えてきたり懐いてくるため、その様子が可愛かったり犬や猫が好きでペットを飼っている読者・視聴者にキャラの魅力を強く訴求することができる
- 上記のリストのように、ケモ耳キャラ・獣人キャラは「可愛さの演出」「キャラクターへの個性の付加」を簡単に実現できるため、制作側にとっては美味しいキャラと言える
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本項目の具体例:アニメ「SHOW BY ROCK!!」の、シアン
人間の少女・聖川詩杏が、異世界であるサウンドプラネットに強制召喚された際に、頭にネコ耳が生え腰にネコのしっぽが生えた。
サウンドプラネットの世界では「ケモ耳」「動物のしっぽ」が身体に付いている姿がデフォルトであり、その法則に上書きされる形で、召喚されたシアンの身体も変化した。
2「獣耳キャラ・獣人キャラの存在自体が、面白いストーリーの起点にしやすい」
- 「魔法的現象によって、頭に耳が生えて腰にしっぽも生えてしまった」という謎・事件
- ファンタジー世界において、亜人種である獣人の種族が、人間から差別されていたり奴隷扱いされていること
- 魔法的能力で一時的に獣耳キャラへ変身すると、身体能力や五感が獣並に強化されるうえに見た目が可愛くなる
- 一例として、上記のリストのように「獣耳キャラ・獣人キャラ」を媒介させることでストーリーが面白くなりやすい
本項目の具体例:漫画「メイドインアビス」の、ナナチ
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正体不明の大穴「アビス」の、その内部に存在する呪いの現象で獣人になってしまった。
アビスの内部で上方向へ移動すると、呪いによって心身に様々な悪影響を受け、アビスの深層であればあるほど呪いの程度は強くなる。
第6層における呪いは「死ぬか、知性を失った異形の生物へ不可逆的に変化するか、そのどちらかの結果になる」という致命的なものであり、
第6層の呪いについての人体実験中に、被験体になったナナチが呪いを受けた結果「知性は元のまま、人の形をほぼ保った獣人になる」という超レアケースな状況になった。
この実験結果は、それまで謎だらけだったアビスの呪いの、その真の性質を解明するための重大なヒントになる。
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