「パクリ」と「オマージュ(フランス語であり、敬意を向ける過去の名作と部分的に似せた作品のこと)」の具体的な違いを解説します。
「パクリ」と「オマージュ」の、具体的な違い
「パクリ」と多くの人達に見なされる作品の、主な特徴
「パクリ元の、その原型」を留めすぎていること
- 名称
- その物・そのキャラクターのデザイン・形状
- ストーリー展開
- 文面
- これらが、パクリ元の原型を色濃く残しているせいで、多くの人達にパクりだと指摘される
「パクリ元が、発売・発表された時期」と、パクリ作品の発売・発表の時期が近すぎること
- 発売・発表の時期が近すぎることが理由で、「人気の作品・デザイン・アイデアの、その二匹目のドジョウを狙っていることがバレバレ」と多くの人達に見なされる
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パクったキャラクター・ストーリー展開などが、作品で大きなウェートを占めていること
- パクったキャラクター・フレーズなどがほんの一瞬しか登場しないなら、ただのギャグ・パロディーとして許されることがほとんど
- これに対し、パクったキャラクター・ストーリー展開などが、ギャグ調ではなく真面目に扱われていたり、作中で延々と使われ続ける場合、
もはやただのギャグ・パロディーでは許されない域に達してしまっているため、衆人からパクリと見なされるようになる
- これに対し、パクったキャラクター・ストーリー展開などが、ギャグ調ではなく真面目に扱われていたり、作中で延々と使われ続ける場合、
そのパクリ作品が、商業作品・公的な審査に出されたものであること
- 著作権を侵害している可能性が高いこと(企業のビジネス・権益を妨害するタイプのトラブルである場合、問題が大きくなりやすい)
- 公的な審査(漫画や小説などの新人賞が典型例)で受賞した作品がパクリ作品であった場合、審査を担当した企業の目がふしあな同然だと多方面から批判を受ける
- これらの問題から、商業作品・公的な審査に出されたものであることが、問題視されるパクリ作品の条件の1つ
- ネット上で無料で公開している作品がパクリ作品だとしても、それは無害なものであるとスルーされやすい
- これらの問題から、商業作品・公的な審査に出されたものであることが、問題視されるパクリ作品の条件の1つ
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「オマージュ」と多くの人達に見なされる作品は、作品のタイプが似ているだけ
- 過去の人気作に含まれている「面白い部分」「ウケが良い部分」を本質的要素まで還元したうえで、その要素を自身の作品でアレンジして使用することがオマージュの特徴
- 過去の人気作と類似したストーリー展開・キャラクター設定・世界観などを有しているものの、
2つの作品のその根底部分が似通っているだけで、表面部分は全くの別物(現代人の感性に合うようにリファインされているなど)であるため、パクリ作品だと批判されることはほとんど無い - 本記事の「パクリ元の、その原型」を留めすぎていることの項目で触れたように、
ダメな作家はアイディアの引用のやり方があからさますぎる・稚拙すぎるため、すぐにパクリだとバレてしまう
- 過去の人気作と類似したストーリー展開・キャラクター設定・世界観などを有しているものの、
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