アカウントの炎上において、逆効果になってしまうダメな対応について解説します。
ネット上での炎上で、逆効果になってしまうダメな対応
1「炎上の原因になった文章・写真などを、無言で削除する」
- 本項目の対応の仕方は、誰の目にも「隠蔽工作であること」が明らかであるため、高確率でさらなる炎上の引き金になる
- ほとんどの場合で、第三者が炎上の原因になった文章・写真などのスクリーンショット画像を保存しており、それがネット上で拡散されるため、オリジナルを削除しても無駄であることが多い
2「開き直る・見苦しい言い訳をする」
- 「世の中のみんなも、大なり小なり似たようなことをやっているのだから、自分ばかりが糾弾されることはおかしい・間違っている」といったような開き直り
- 「自分側にも非はあるけれど、その間違いをしてしまったことには正当な理由・事情がある」という、言外に自身の罪は軽いことをアピールする言い訳
- 開き直り・言い訳のどちらのパターンも、炎上をより拡大させる燃料にしかならない
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3「炎上に対する謝罪の仕方」が、不適切なものだった
中途半端な謝罪の仕方というパターン
- 多くの人達の誤解を招いてしまった
- もしも不快に感じさせてしまったようなら申し訳ない
- これらのように、言外に「自分側には悪意は無かった」ことをアピールする中途半端な謝罪
- 「煮え切らない態度の謝罪」はほぼ確実に相手をいらつかせるため、再炎上の燃料になりやすい
無策で平謝りというパターン
- 「自分が100%悪い」と認めて謝罪すると、無抵抗な弱い存在だと多くの人達に認識され、さらに叩かれることが多くなる
完全無視・完全スルーというパターン
- 個人の炎上事件ならば、その人のメンタルが保つようならばこの選択肢を採ることも可
- ただし、個人のアカウントに大ダメージを負いそのことが後遺症になったり、炎上が自然に鎮火するまで数日~数十日くらい待つ必要がある
- 企業や公的団体の炎上の場合、完全無視・完全スルーという選択はあり得ない
4「誹謗中傷してくるユーザー達に対して、煽りで返す」
シンプルに煽り返すパターン
- 本項目の場合、炎上がさらに加速し、圧倒的な数の暴力に押しつぶされるだけ
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「誹謗中傷に対し、訴訟などの法的対応を検討中」などと煽り返すパターン
- 炎上が止まることはまず無いため、炎上対策としては下策
- 「炎上した人物が、わざわざ弁護士に依頼して(依頼料は高額)、その他もろもろの面倒な訴訟の手続きをする可能性はゼロに近い」と見透かされているため
炎上において、できる限りダメージを小さくするための適切な対応は、
・炎上したテキストや写真などは消さない
・問題部分のテキスト・写真に、「打ち消し線」「バツ印」などを加えた画像をアップし、『自身の過去の軽率な行動が間違っていたこと』をきちんと認めたと、明確な態度で示す
・「申し訳ありませんでした」「深く反省しています」といった、変なひねりが無い無難な謝罪コメント
・「たくさんの方々から正しい指摘を受けた」「その指摘のおかげで多くを学び、自身の軽率さに気づくことができた」といったコメントで、批判してきたユーザー達を立てる(批判コメントが一方的に消されたり煽り返されればさらに炎上するが、相手を立てればそれ以上は言いにくくなる)
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