企業側が人材採用で「求職者の学歴」を重視することの理由を解説します。
企業側が人材採用で「学歴」を重視することの、主な理由
1「優れた学歴をもつ者は、有用な能力をもつ可能性が高いから」
記憶力・事務処理能力が優れている可能性が高い
- 勉強ができるということは、記憶力が優れている可能性がかなり高い
- 勉強ができるということは、事務処理能力(計算や書類の作成や特定のルールに則って情報処理する能力)が優れている可能性がかなり高い
- 記憶力・事務処理能力が高ければ仕事の大半は上手くこなせるため、企業側としてはこれらの能力が高い者を優先的に採用したい
協調性・ルールへの順応性が高い見込みがある
- 周りの学生・教師と、上手くやっていける可能性が高い
- 学校・大学の規則やルールに大人しく従う人物である可能性が高い
- その人物の学歴が高い場合、上記のリストのように協調性・ルールへの順応性が高い可能性があるため、企業側としてはぜひ欲しい人材となる
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計画的に努力できる可能性が高い
- 学歴が高いということは、「定期試験」「高校受験」「大学受験」などに向けて、計画的に勉強・努力を継続できる可能性が高い
- 「計画的に努力できる性格・能力」を有しているのであれば各種の業務を上手くこなせる見込みが高いため、企業側としては努力が継続できる者を優先的に採用したい
2「学歴は、その求職者の能力・性格傾向を示す指標として便利だから」
- 求職者の履歴書・プロフィールに載っている学歴を参照すれば、その求職者の能力・性格傾向を手っ取り早く測ることができる
- 本記事の「優れた学歴をもつ者は、有用な能力をもつ可能性が高いから」の項目で記した通り、その者の学歴の良し悪しで能力・性格傾向をおおまかに測ることができる
- 効果が不確かな独自のテストを用意してそれで求職者を審査するよりも、
学歴に注目して採用の可否を決めた方が当たりを引く確率が高くなるため、企業側としてはそちらの採用基準の方が好ましい
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・その人独自の才能を評価するべき
・その人の人間性を評価して採用するべき
これらの意見がよくありますが、
まず学歴のフィルターで求職者達を審査し、その関門を通過できた人達を面接で審査し、人間性・コミュニケーション能力などにこれといった問題が見受けられなければ、
「業務を問題無く遂行できる人物に、高確率で該当する」
と判断できるため、
求職者側の立場としては、学歴を少しでも良くする努力が企業就職するうえで最も有効だと考えられます。
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