移民を受け入れ続けたヨーロッパ圏の国々が受けている、主な悪影響を解説します。
移民を大量に受け入れたヨーロッパ圏が受けている悪影響
1「移民を受け入れた国家の民族構成が大きく変わってしまった」
- 大量の移民を受け入れ続けた結果、「総人口で占める、その国のもともとの民族の割合」が大幅に低下してしまった国が多い
- これにより、受け入れ国の文化が大きく変化し、元の良さが失われつつある国が多くなっている
本項目の具体例:イギリス
イギリス系白人の人口が、総人口の88.52%(2001年度)から81.88%(2011年度)まで低下した。
イギリス移民にはインド人・バングラデシュ人・パキスタン人が多く、次いで黒人系アフリカ人が多い。
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2「移民ともともとの国民の間で、深刻な対立・断絶が起こりつつある」
- 「教育」「文化」「習慣」などの違いにより、移民ともともと国民の間で対立・関係の断絶が起こっていること
- キリスト教徒(欧州の国で多い)と、移民のムスリム(イスラム教徒)の、宗教対立
本項目の具体例:スウェーデン
スウェーデンへやって来たソマリア系(アフリカ大陸東端の民主共和国)移民は、スウェーデンの街でソマリア流の氏族社会を形成しており、
司法や交流などについての考え方がスウェーデン本来の国民とは大きく違っている。
そのため、本来の国民とソマリア系移民との十分な協力・相互理解が難しい状況におちいっている。
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3「移民を受け入れ続けたことがあだとなり、大量の「難民」が押し寄せている」
- ヨーロッパ圏の国々は移民受け入れに積極的であったことから、その事実が「難民もこころよく受け入れて助けてくれるに違いない」と諸国の国民達に思わせてしまった
- これにより、「アフリカ大陸の国家」「中東地域の国家」などの難民が欧州圏へ押し寄せ、難民が強引に入国していることで大きな混乱が起きている
本項目の具体例:イタリア
イタリアは、北アフリカからボートで航行してきた不法移民・難民が大量に流入している状況にあり、
2023年4月にイタリア政府は非常事態宣言を出し、不法にイタリアに入国しようとする移民・難民を強制送還できるようにした。
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