子どもの教育において、実行することが比較的簡単な種類のものと、実行することがそれなりに困難な種類のものをそれぞれ調査したので分かったことを報告します。
子どもの教育で、比較的簡単な部類の4種類
1「礼儀作法の教育」
- 他人と積極的に挨拶をすること
- 自己紹介
- お礼の言葉
- 謝罪の言葉
- 食事のマナー
これらは「何をどうしたらいいか」という手本がしっかりと定まっているので、比較的簡単な部類の教育と言えます。
2「学習教育」
基本的な学習教育は、学校での授業や学習塾での勉強でカバーできるので、親は子どもの分からないところだけを教えてあげれば良いので比較的楽です。
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親自身が子どもの学習対象をしっかり理解していないと教えられないので、そこが難易度が高いと言えます。
また、高学歴の両親は独自に選んだ「分かりやすい参考書」や「優れた指導で有名な学習塾」を選択して子どもに特殊な学習教育を施すので、親同士の学力差によって教育方法が大きく違ってきます。
3「子どもの自己肯定感を育て、自信を付けさせる教育」
子どもが何かを成し遂げたら、それがどんなにささいなことでもハグをして褒め称えたり、適度な難易度の課題を与えてそれをクリアしたら賞賛する、という教育です。
この教育を続けると、子どもの自己肯定感が強くなり、自信が育ち、物事に果敢に挑戦したり努力を継続できる性格になります。
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4「会話をしてコミュニケーション能力を養うこと」
両親と子どもが家庭内でひんぱんに会話をすることで、子どものコミュニケーション能力(自分の考えを言葉にして伝える能力や、相手の事情や意図を察する能力のこと)が磨かれます。
コミュニケーション能力を育てると同時に、子どもの個性や課題点などが会話を通して浮き彫りになってくるので、他の種類の教育を成功させるための大きなヒントになります。
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子どもの教育で、比較的難しい部類の5種類
1「勉強以外の、情操教育に関するもの」
- 山・川・海・自然豊かな公園など、子どもを自然と触れ合わせる
- 美術館
- 博物館
- 演劇
- コンサート
これらの場に子どもを連れて行き、子どもの情緒を育むことが情操教育です。
情操教育を子どもに施すには親自身にそれなりの教養・豊かな感性が求められるうえに、情操教育の結果・成果ははっきりと目に見えてくるタイプではないので、難易度が高い教育です。
2「遊び」と「学習」の時間配分
遊びを容認しすぎると、子どもは自由闊達な子に育ちますが、その代わり学校の勉強や教養を高める行為をおざなりにしがちです。
学習を推奨しすぎると、子どもは知的な子に育つことが多くなりますが、その代わり親や世間に反発したりコミュニケーション能力や情操が上手く育たないパターンが増えます。
「遊び」と「学習」のどちらを重視し、その子どもの性格や特徴に合う時間配分はどれがベストなのかを決定するのは親を悩ませる大きな問題です。
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3「自立することの重要性」を理解させる教育
将来的に親元を離れて自活してもらうために、自立することの重要性を教育することは
- 学生のうちからアルバイトを経験させる
- 「自分自身で意思決定すること」を子どもに習慣づけさせる
- 仕事をすること・お金を稼ぐことを身近な行為だと実感させる
- 父親が仕事内容を子どもにひんぱんに語り聞かせたり、同僚を家庭に招いて仕事の話をしてもらう、といった行為が有効
といった行為で達成されますが、これらを親が実践することと確かな効果を得ることが難しい部類の教育です。
「自立することの重要性」を理解させる教育を怠ると、それなりに高い確率で子どもがニート化してしまいます。
4「他の親たちがやらない、独自の教育」
- 投資・起業・税金の仕組みといったお金の教育
- 格差社会の実態
- 資本主義の実態
- やられたらやり返すことの重要性
- その子どもがもつ才能を専門的に育てる
- 難易度が高い夢を実現することの難しさ など
社会の実態・社会の裏事情を教えることや、実用的な知識・能力を獲得させることです。
これらの教育は子どもの人生の役に立つ反面、子どもの性格が歪むリスクがあったり親自身に相応の見識や洞察力が求められるなど、一長一短というタイプの教育です。
5「教育のための時間・金銭・労力を確保すること」
家事・仕事が忙しいせいで、本記事でこれまで解説してきたような教育をするための余力が無いという両親が非常に多いという状況です。
忙しかったり、食費や保険などの支出が多い状況で、教育のための時間やお金を確保することはかなり難しいようです。
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子どもの教育でやってはいけない、NG行為
- 子どもの目の前で夫婦喧嘩を何度も繰り返すこと
- 結婚相手の悪口、自身の親や結婚相手の親の悪口を、子どもに聞かせること
- 子どもに親自身の夢をたくし、親が望む夢を実現させる人生を歩ませること
- 教育とは無関係に子どもを怒鳴るなど、子どもを悪感情のはけ口にすること
- 過干渉をして、子どもの自律性を根底から損なうこと
- 「子どもを叱って伸ばす」という教育方法を選択すること(たいていの子どもは、親からのバッシングに対して奮起しようとせず、ただ潰れてしまうだけ)
- 「子どもは自由にさせるのが一番」と考え、「何も教えない放任教育(実質的に、子どもを放置しているだけ)」という選択をすること
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