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熱帯魚を飼うアクアリウム趣味にありがちなこと・あるある集

 

アクアリウム(熱帯魚などの生体全般を水槽で飼育すること)という趣味にありがちなこと・あるあるを解説します。

 

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アクアリウムという趣味にありがちなこと・あるある

部屋を飾るインテリアとしては、水槽は最上級におしゃれ。
ただし、水槽の維持には常にコストがかかるし、部屋が湿っぽくなるなど悪影響・デメリットも大きい。

 

水槽の掃除が、とんでもなく面倒。
アクアリウム趣味は、他の趣味よりもメンテナンスの手間がかかりすぎる。

 

多くの人達を悩ませる共通の課題が、
「水槽の壁に、コケが繁茂すること」。
どうにかして水槽内の富栄養化状態を解決しないと、コケを抑えられない。

 

コケが増えてしまったら、
コケを食べてくれる小型エビやプレコ、オトシンクルスなんかを水槽に投入してみたりと、
水槽環境のバランスを維持するための試行錯誤・考証作業が楽しいよね。




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水槽で飼っている熱帯魚が子ども・卵を産んで繁殖すると、すごく嬉しい。
数が増えてしまって水槽が手狭になることは頭が痛いけれど。

 

ベタは華やかだし、耐久性が高くて長生きするし、人なつっこい性質だからアクアリウム民に好まれる。
攻撃性が高いから、混成型の水槽では他の魚をいじめやすいけど…。

 

プレコ類は見た目が個性的だし水槽のコケ取りもしてくれてぜひ欲しい魚だけど、
どんどん巨大化する、という深刻な欠点がある。
それを知らずに飼うと、のちのち悲劇に見舞われる。

 

水草メインの水槽環境を構築して、
そこにほんの数匹だけの魚を泳がせる「水草水槽」も、おしゃれでアクアリウム民に好評。
水がなかなか汚れないから手間はかからないし、独特のわびさびがある。

 

現代では、アクアリウム趣味のためにわざわざ時間を割いてペットショップへ向かう必要もない。
個人ブログやYouTubeを見て欲しい生体をリストアップして、アクアリウム用の通販サイトで魚や水草や流木を注文すれば良いだけ。
水槽やフィルターなんかの道具もネット通販で十分。
今は魚をネット通販で簡単に買えるからすごく便利。

 

水槽内の水草が、呼吸&光合成で気泡を放出することが多いから、
ただそれを眺めているだけでもけっこう楽しい。天に昇っていく雪みたいな、ちょっと幻想的な光景。

 

理系的な性格・考え方をする人(生き物や自然現象が好きで、研究者的にあれこれ試行錯誤をすることが好きな人)にぴったりなのが、アクアリウムという趣味。
水槽環境の構築と改善は、工作とかPCの自作に近いものがある。




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・定期的(一ヶ月に1回程度)の水の入れ替え掃除が必要
・ポンプやヒーターや電灯を24時間体制で稼働させ続けるので、電気代がかなりかかる(エサ代も常にかかる)
・常にポンプの稼働音がするので、部屋が無音状態でなくなる
・水槽の水が常に蒸発し続けるので、部屋が湿っぽくなる(部屋の本がダメになりやすくなる)
・水質の変化や病気が原因で割りとポロポロと生体が死ぬので、そのことへの覚悟が必要
これらを許容できるなら、アクアリウム趣味をすべし。
生き物を飼う系の趣味の中では敷居・難易度が低い方だし、昆虫やは虫類飼育に較べれば周りからのウケも良い。

 

海水魚の飼育は、アクアリウム趣味にとっての鬼門。
水槽環境の構築・維持がすごく難しい。
海水魚はカラフルで綺麗な種類が多いだけに、非常に惜しい。

 

繁茂し続けるコケに苦慮して、
ためしに生長の早いタイプの水草を投入してみたら、水草が水中の余分な栄養をどんどん吸収して生長してくれるので、
栄養が途絶えたコケの、その増殖がピタリと止んだ、
みたいな、意外な解決を迎えたりして、楽しい。

 

日本は地震大国だから、なるべく壁側の安定した場所に水槽を設置するなどの工夫が必須。
高い位置の、しかも淵(ふち)ギリギリに設置するなんてとんでもない。
地震で水槽が落下して、水槽破砕&生体全滅なんてことになったら目も当てられない。

 

水槽環境に好ましくない異変が起きた場合、
・水質
・水温
・ライトの光量
・病気の蔓延の可能性
みたいな要素をひとつひとつ検証しなければならないから、理系方面の知識・素養が必要。
けっこう、難しい趣味。




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アクアリウム趣味をやる人の
・性格(まめか、それともずぼらか)
・探究心・探求意欲
・美的センス
などが、水槽の現状に如実に反映される。
ひどい人の水槽は本当にひどい。1年も水替えしていなかったり…。

 

アロワナみたいな古代魚の飼育は、実用性やコストパフォーマンスを度外視したロマンの領域。
相当のお金持ちや高位の趣味人以外には、まず飼育不可。
大きな水槽が必須で、エサも生き餌(金魚など)が必要など、敷居が高すぎる。

 

メダカとか金魚を適当な環境で飼いたいだけなら、水槽やポンプなどの購入のための初期投資は5000円以内で十分。
5万円も使えば、かなり豪勢な水槽環境を構築できる。普通の人達なら、この規模で十分満足できる。
意外に安上がりでなかなか良い趣味。

 

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