昔のオタク(平成中期~後期のオタク系コンテンツに親しんだ人達)が、
小説家になろうの小説原作の漫画やアニメに拒絶反応を示しやすくなるポイントを解説します。
「なろう小説発の、漫画やアニメ」に昔のオタクが拒絶反応しやすい部分
1「RPGのステータス要素」が悪目立ちするタイプの作品
- 主人公が念じると、頭上に「ステータス画面」「スキルの設定画面」「パーティーの編成画面」などが表示される(これらの画面は主人公にしか視えない)
- 「レベル」「スキルの習熟レベル」などが明確に数値化されている世界観
- 「武器」「防具」「アクセサリー」などに、スキルスロットの設定がある世界観
- 手に入れたあれこれの物品を「アイテムボックス(異次元空間につながっている)」に収納して、必要な時にだけアイテムボックスを呼び出すことができる世界観
- たとえば、上記のリストのような「RPGにおける、ゲームシステム」が悪目立ちする作品には拒絶反応が起こりやすい
2「主人公の能力がチートすぎたり、周囲の人々に持ち上げられまくること」
- チート能力の一例として「戦闘での取得経験値が20倍」「そのチート武器で敵に攻撃すると、武器に備わっている特殊性能のおかげでHPとMPを敵から吸収して回復できる」といったもの
- このようなチート能力が主人公に備わっているせいで、「主人公が負けようが無く、緊張感もクソも無い」と不快になりやすい
- 主人公がもつチート能力(たいていは転生時に労せずして手に入れたもの)が周りのキャラ達に賞賛されまくり、主人公が周りに持ち上げられまくることも、昔のオタク達からすると拒絶反応が出やすい
スポンサーリンク
3「転生先の世界で極めて恵まれているのに、主人公の態度があまり良くないこと」
- チート能力(適当に運用するだけで、その世界で簡単に大金持ちになれたりかなりの強者になれるくらいの能力)を授かっているのに、主人公に「感謝の態度」「喜びの反応」が不足している場合が多い
- 作中で「主人公の、不満げな言動」が目に付くため、主人公に好感が持てなかったり嫌悪感を抱きやすくなる
4「異世界に転生した理由」が、最後まではっきりしないこと
- 異世界転生の手引きをした人物の「正体」「目的」
- 物語の主人公が、異世界転生をさせられる者の対象として選ばれた理由
- 上記のリストのような疑問点が、ストーリーの最後まで解決しない場合、もやもやすることが多い
スポンサーリンク
5「女奴隷」の存在
- 「奴隷売買が平然と為されている世界観」自体が、かなりキツい
- 男主人公が、女奴隷を購入して「身の回りの世話をさせる展開」「性的関係をもつ展開」も、昔のオタクからすると拒絶反応が出やすい
- なろう作品でも、女奴隷を奴隷そのものとして扱うことはほとんど無く、「恋人に近い、冒険や生活のパートナー」「忠実な部下」のようなポジションになることが多い
本ブログ推奨の、アニメ見放題サービス
コメント