名作の漫画作品やゲーム作品が、行き過ぎた商業主義のせいでダメになるパターンを解説します。
名作の漫画やゲームが、商業主義のせいでダメになるパターン
1「安易なスピンオフ作品・版権広告が量産され、原作の価値を大きく損なう」
- 他の作家による、外伝的な作品(漫画・小説など)
- 他の作家による、スピンオフ作品(その作品の人気キャラクターを主人公にした、外伝的な作品)
- その作品のキャラクターを使ったTVCM
- これらの存在のせいで、原作の各種設定に、つまらない設定がごてごてと後付けされることがかなり多くなる
- TVCMの場合、原作の緊張感・世界観を無視したようなノリでキャラクターが動くため、原作ファンから不興を買いやすい
本項目の具体例:漫画「進撃の巨人」のスピンオフ作品
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大ヒットした本作の人気にあやかろうとして、本作のスピンオフ作品が漫画・小説などのメディアで多数作られた。
原作者の漫画家の監修のもとに、他の作家達の手で各種のスピンオフ漫画・スピンオフ小説が刊行されているが、その多くが低クオリティーな作品であり、原作のキャラの性格から逸脱したような描写も多い。
また、本作のキャラクター達を用いたコラボレーションCM(一例として、お菓子やカップ麺などのTVCM)が複数作られたものの、
原作のシリアスなストーリー・世界観とは大きくズレているCM内容であったため、不快になる原作ファンが多かった。
2「続編が、それまでとは別のメディアで出されることになり、クオリティーが大幅に低下する」
- ソーシャルゲーム(それまでコンシューマーゲームだったシリーズ作が、ある時点からソシャゲで新作を出すようになる)
- 映画(短い時間の中に長大なエピソードが圧縮されるため、ダイジェスト版のような不出来な作品になりやすい)
- 高収益を狙って上記のリストのようなメディアで続編が出され、原作ファン・アニメ版のファン達から駄作認定されやすくなる
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本項目の具体例:ゲーム・アトリエシリーズの「レスレリアーナのアトリエ」
長い歴史をもつコンシューマーゲーム・アトリエシリーズの、第25作目がソシャゲの「レスレリアーナのアトリエ 〜忘れられた錬金術と極夜の解放者〜」。
本作はアトリエシリーズの正式なナンバリングタイトルであり、
ゲーマー達からの評判が悪い『ソシャゲ』というメディアでリリースされたことが原因で、アトリエファンからの批判が噴出した。
本作はソーシャルゲームであるため、無料プレイではスムーズに進行することが困難であり、楽しむためには多くの場合で課金が必要になる。
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