「漫画などの作品がアニメ化するために必要な、売上・人気度」の基準・条件を解説します。
漫画などの原作がアニメ化される、主な基準・条件
原作が「ある程度」売れていて、世間での注目が集まっていること
「初版が10万部以上」が1つの目安
- 「初版が10万部以上」という数値は、「原作にかなりの人気があり、そのため、一気に10万部を超える本を刷ってもまず間違いなく市場で全部さばける」という状況を示している
- 「原作のある巻が、初版が10万部以上」という実績がある作品が業界で注目を浴び始め、アニメ化の話が持ちかけられる場合が多くなる
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その他、漫画原作のアニメ化の基準
現在、連載中の作品であること
- 原作をアニメ化する大きな目的が「アニメ版を放送することで、世間での原作の知名度を上げて、原作の売り上げを伸ばす」というものであるため、現在連載中の作品が優先的にアニメ化される
- 連載終了後、何年も経った作品は、アニメ化の望みはかなり薄い
原作を抱えている出版社が、その原作を強く推している
- 出版社側が「この作品は、将来的にもっともっと売れる」と判断している場合、原作のアニメ化のために出版社が各方面に積極的に働きかけるケースがままある
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原作者がアニメ化を了承していること
- 「アニメ化した場合、原作独自の雰囲気が損なわれると思うので、アニメ化は拒否する」と原作者が判断した場合、アニメ化はできない
アニメの二期、あるいは関連作品(OVAなど)が制作される基準
二期の制作決定の基準はBlu-ray版の売上が「5000枚以上」だとされることが多い
- Blu-ray版の売上が「5000枚以上」なら制作費の採算ラインを上回っており、なおかつ、そのアニメ作品にかなりの人気があることの指標となるため、二期が制作される基準とされることが多い
- ただし、近年ではアニメ系のBlu-rayの市場規模が縮小していて、
5000枚以上に届かない作品も多く、そのような作品でも二期制作が決定される場合が多いので、判断材料としての信頼性は少し怪しい - 近年では、有料の動画配信サービスが社会に普及しており、そちらでのアニメ作品の売れ行き具合・再生回数なども、二期制作をするかしないかの判断材料にされている
- ただし、近年ではアニメ系のBlu-rayの市場規模が縮小していて、
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