漫画や小説やゲームなどの創作物での「人類の文明が衰退した原因」の主なパターンを解説します。
創作物での文明衰退の、3つの原因パターン
1「少子化が進行し続けたせいで文明が後退したパターン」
- 少子化が進行し続けて、世界の総人口が減少の一途をたどる
- 「子ども」「若者」の数が減りすぎたことで人類から活力が消失し、文明も衰退し続けていく
本項目の具体例:漫画「ヨコハマ買い出し紀行」
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世界の人口が減少し続け、文明・産業が衰退している世界。しかも地球温暖化による海面上昇で、低地の土地や街はすでに海中に水没してしまっている。
人間と見分けが付かないほどに精巧で、思考や感情も人間的なロボット達が人間社会で活動しているが、
それはかつての時代の遺産であり、今の文明は20世紀くらいまで後退し、人類も文明も滅亡へ直進している。
2「大規模な災害によって旧文明の大半が失われたパターン」
- 世界規模の大災害・異変により、世界中の都市・研究施設・記録媒体・図書館などが破壊されてほぼ復旧できなくなる(技術者・知識人などの大半も災害に巻き込まれて死亡した)
- これにより、かつての文明の技術・情報記録・文化のほとんどが失われたため、今では前よりも数段後退した文明の生活を送っている
- 災害や異変以外のパターンとして、世界規模の核戦争・人類同士の争いで世界が崩壊したパターンも多い
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本項目の具体例:アニメ「翠星のガルガンティア」
地球に氷河期が到来し、それによって地球は氷に閉ざされた死の星になってしまった。
高度な科学力によって恒星間航行技術を確立し、人類の大部分は外宇宙へと脱出したが、一部の人々は地球に取り残される。
地球残留組は当時の科学を駆使してどうにか氷河期を終わらせたものの、その反動で地球温暖化が進行し、陸地は全て海中に水没してしまう。
長い時間が流れ、地球残留組の子孫の人類は、海中に有る旧文明の意味・科学情報などが理解不能な状況であり、文明レベルは氷河期の時よりもはるかに後退している。
3「人類とは別の存在・種族」に世界を乗っ取られ、文明が衰退したパターン
- 「人類とは別の存在・種族」に世界の支配権を奪われ、人類は数が激減したり駆逐の対象になっている
- この状況のせいで、人類の行動には大きな制限がかかるようになり、科学・文化が後退してしまった
本項目の具体例:漫画「BLAME!(ブラム!)」
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ネットスフィア(全世界を支配している超巨大ネットワーク社会)に正規アクセスするためには「ネット端末遺伝子」という生体認証要素が不可欠であるが、
感染症の蔓延により遺伝子の変質が起こり、正常なネット端末遺伝子をもつ人間は一人もいなくなった。
これにより、人類はネットスフィアに正規アクセスすることが不可能になり、
ネットスフィアの防衛システムに「アクセス権が無い人間=不法滞在者」と認識され、人類はまるで害獣のように駆除され続けている。
ネットスフィアにアクセスできなくなった人類は科学技術のほぼ全てを喪失し、人類側の文明は狩猟時代レベルまで衰退した。
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