プロとアマのそれぞれの特徴と、具体的な差・違いを調査したので、分かったことを報告します。
プロである証明となる、プロフェッショナルの4つの特徴
1.対価としてお金を受け取っている
アマとプロを分かつ最大の差。他にも両者の差は色々あるが、この差が最も大きい。
自分の作品やサービスを安定的に収益化できるようになれば、もうプロを名乗っても差し支えない。
2.お客を喜ばせる事を徹底している
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前提として、きちんと手間と費用をかけてマーケティングリサーチを行い、世間の需要やターゲットの嗜好傾向を予想している。そのうえで、お客が求めるモノ・サービスをきっちり提供している。
アマがひとりよがりなのに対して、プロは商業主義。
ちゃんと需要に応えているのなら、こっそり自分の嗜好や趣味をサービス・作品に混ぜるくらいは許される。
3.クオリティーが高い
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その業界の仕事を何年も続けてきた努力・経験により、作品・サービスが洗練されている。ただし、この項目ではプロとアマの差が圧倒的に開いている……というほどの質の差は無い。コネや需要への合わせ方次第では低品質でもプロとして活動できる。
4.先行投資に代表される、数々のリスクと向き合っている
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顧客からの信頼を得るためにあえて無償でサービス提供したり、半年から1年くらいはほぼ利益無しの期間が続くことを覚悟のうえで商売の基礎固めに力を注いだりと、「投資」の概念がある。
投資なので先に注いだお金・時間・労力が無駄になるリスクもあるが、それも覚悟の上。
プロになれない、アマチュアの3つの欠点
1.世間の需要から外れた、ひとりよがりの仕事や作品
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自分の趣味全開のひとりよがり作品や、市場のマーケティングをしない・無視した需要のない作品やサービスを作ってばかり。自分が気持ちよくなる目的が先行してしまって、他人を気持ちよくしようとしていない。
2.相手をしている他人の数が少なすぎる
自分のサービス・作品が好きで利用してくれる人が数百人・数千人もいれば、彼らをターゲットにして有料サービスを打ち出すことも可能になる。
しかし、全然観客が入らない弱小バンドグループのように利用者が少なすぎるなら、そもそも商売として成り立たない。
3.クオリティーが低い
「また利用したい」「お金を払っても利用したい」と思えるような、商品クオリティー水準に達していない雑な作品やサービスしか作っていない。単純な力不足が原因。
プロの仕事についての、ネット上の有用コメント集
「仕事によってお金を得ているか、タダでやっているか」
だよ。
細かな違いは色々とあるけれど、最大の違いはこれ。
ってイメージ。
アマは客の満足度が0%だったり、50%だったり、80%以下のレベルをうろうろしている、ってイメージ。
生計を立て続けているなら、もうプロと呼んでも差し支えないと思う。
「言い訳をしないこと」。
自分の仕事がもたらす結果に言い訳をしない。
悪い結果が出たときはいさぎよく責任を取る。
悪い結果が出ないように、事前に最大限の努力をするのがプロ。
見出しているように見える。
計算尽くで、良い結果を安定して毎回出している。
運・勘・その時のモチベーションに振り回されていつも結果がブレまくっているのがアマ、ってイメージ。
「納期・締め切り日をきっちり守る」
「仕事作業をするのが早い」
この3つを安定して可能にしているのがプロ。
だから自分の技術・知識を安売りしたくないし、ただただ労力と時間を消費するだけのタダ働きなんてもってのほか。
アマは何でもほいほいタダで引き受けて、相手から見くびられていることに気づいていない。
業者との連絡メールのやりとり・他のプロ達の仕事の調査・売上の管理・仕事のスケジュール調整・納税のための確定申告など
おのずとプロっぽいことをするようになっている。
そういうことがまったく起こっていないのがアマチュア。
だから、顧客は楽しめる・楽ができるけれど、プロ側はつまらない・大変ってパターンが非常に多い。
そのせいで、プロは仕事でいつも苦しんでいる。
アマチュアは自分が楽しむことの方を優先しているから、その作業をやっていて自分は楽しい。
消費者側のことは考えていないから全く売れない。
世の中の流行・売れ筋・目の前の顧客の趣味嗜好に合わせた、人気が出てお金になる仕事をしている。
アマチュアは変に頑固だったり、自分の趣味を押し通そうとして世の中のニーズを度外視しているから売れない。
ただの自己満足だから、だいたいの場合で技術や知識が低レベルのところで頭打ちになる。
その趣味分野を仕事にしているプロはたしかに苦しみも味わうし失うものも多いんだが、
長年本気で続けていたり、他のプロ達や業界人達と交流している経験などから、
ただ趣味でのらりくらりとやっているアマチュア達には決して届かない高みへ行けるんだよ。
それを最大限活かすやり方で仕事をし、
自分が苦手な分野や苦手な事は最初からやろうとしなかったりして避けている。
プロは努力行動が戦略的。
世のニーズに合わせるために自分はつまらないと感じる仕事をしなければならなかったりと、
かなり辛い。
趣味を仕事にしたものでさえそうなんだから、
自分にとって何の興味もない業界で仕事を続ける苦しみは、うつ病・自殺・性格の超悪化クラスの苦痛。
自分がやる仕事は、なるべく自分が好きな物・興味のあるものにしておいた方が良いよ。
それができている、ちょっと上手いアマチュアは大勢いる。
しかし、
「相手を満足させたうえで、対価の金銭を支払ってもらう」
ということの難易度は、他の事柄の難易度とは明らかに一線を画している。
この大きな壁を越えて金をもらっているか、もらっていないかが
プロとアマの実質的な境界線だと思う。
「結果への執着」と「妥協」がプロのキーワード
プロである以上、顧客や会社との契約にのっとって、たしかな結果を出す事は最優先で果たすべき義務であるといえます。
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「結果への執着」が、納期の厳守や、限られた時間の中でできる限り品質を上げたり、失敗を避けるための事前の入念なマーケティングリサーチを行う事の理由となります。
そして「妥協」もプロには欠かせません。商業である以上は採算が取れなければ話にならないので、リソース配分のために手の抜ける場所は手を抜き、(自分の好みではなく)みんなが好きなモノを考えてどんどん取り込んでいき、コストカットはできる限りやっていき、妥協と理想の間の現実的な折衷案を模索するのがプロです。
「仕事のために自分を殺す」事を実行できるかは、プロである事を証明する良い指標といえるでしょう。
アマチュアはこの妥協ができないようで、採算度外視の際限無い労力コスト投入と、世間の需要を無視した「妥協を許さない」創作をしてしまい、商売面からすれば失敗のサービス作り・作品作りを繰り返してしまいます。
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