専業主婦希望の婚活女性と共働きを望む男性の意識のズレが酷い

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2019.02.012022.12.24

非正規雇用枠が増え、正社員になることが難しくなり、夫婦二馬力で働く事が求められるのが現代なのに、時勢に逆行するかのように若い世代の女性達には「専業主婦願望」が高まっていると聞きます。

若い女性達が専業主婦になりたい理由と、そのことを男性がどう思っているのかを調査したので、分かったことを報告します。

女性「厳しそうな外の世界へ出たくないから家にいたい」

専業主婦になりたい女性の割合調査

ソニー生命による「女性の活躍に関する調査2015」

女性の婚活やライフスタイルに関するジャーナリストの白河桃子さんは、この調査結果を受けて、

「幸せだというより、ラクそうだと思っている。外が厳しいので、ウチにいたいという消極的選択」

「いまは、専業主婦にしてくれるような男性に出会うことすら珍しい。ですから20代の女性にとっては、専業主婦こそが希少なものなんですね」

と、専業主婦願望の高まりの原因を分析しました。

妻に専業主婦になって欲しい男性はわずか3.9％

2013年9月に厚生労働省が発表した「若者の意識に関する調査」より

本調査とは別の調査である総合婚活サービス企業・IBJの調査でも、「専業主婦になってほしい」と考えている男性は3.8％であったことから、ほぼ同じ結果が出たので、「専業主婦になって欲しいと積極的に考えている男性は、世の中に4％前後しかいない」というのは確からしい事柄です。

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専業主婦になりたい女性達の魂胆

現実

本ページで解説してきたように、積極的に妻に専業主婦をやってもらいたい男性はわずか4％しかいない
世界的な潮流として、世界各国で専業主婦は廃止する方向（つまり夫婦共働きをする方向）へと向かってきている
日本でも、女性の社会進出が推奨され、専業主婦は否定されるようになってきている
年収600万円以上の大金を稼げる男性でさえも「結婚後も、奥さんには多少は稼いでいってもらいたい」「専業主婦になることは許さない」といった考えをする人が多い
年収1000万円以上の男性は、それよりも金額が低い年収グループよりも結婚率が低いという調査結果がある（高年収男性は経済的・心理的に自立しているので、人生で女性に依存する必要がない）

世の中の専業主婦希望の女性が考えていること・男性に望むことは、そのほとんどが現実とはかけ離れた妄想ファンタジーであるので、専業主婦願望をいつまでも抱き続けることは危険です。

「専業主婦をさせてくれる男性としか、結婚するつもりはない！」と自ら選択肢を狭めてしまうと、どんどん結婚が遠のくはめになります。