やる気が出てくる条件と、やる気を失う条件は、ある程度パターン化されています。
やる気を出すための条件と、その反対に、やる気を失わせてしまう危険な条件を調査したので、分かったことを報告します。
1.何らかの「報酬」があるとやる気がわき上がってくる
- 人間にやる気を引き起こす「甲状腺刺激放出ホルモン(略称はTRH)」が分泌される条件は、「その物事が好き」「その物事に興味がある」「その物事に、自分が価値があると感じる」「その物事を達成すると、他人に賞賛されたり何らかの利点があるなど、報酬を得られる」
- つまり、自身にとって何らかの「報酬」がある課題でないと、TRHは分泌されず、やる気が出てきようがない
- 自分にとっての「報酬」が得られるように工夫すれば、その課題に取り組むためのやる気を生み出すことができる
やる気を出すためには、やる気を生じさせる「甲状腺刺激放出ホルモン(TRH)」を工夫して体内分泌させる必要があります。
「自分の好きな事・興味のある分野に力を注ぐ」「その課題を達成したら、前から欲しかった物を買うことにする」「他人からの注目を集めたり、みんなに賞賛されるような物事を選んで取り組む」といった課題設定をしていくと、やる気が長期的に持続します。
2.悪く言われがちな「欲望」がやる気には不可欠だった
- 「あれが欲しい」「これが欲しい」「あんなことがしたい」という欲望は、行動開始を強力に後押しする
- 「欲しい物」「やりたいこと」という欲望の対象は、人生に目的と張り合いをもたらしてくれる
- 無欲な性格だと、行動開始や、欲しい物を手に入れるための努力行動を起こしにくくなるので、無気力になったり能力が育たないことが多い
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成功者によく見られる特徴の1つに「欲望が異常に強い」というものが挙げられます。
また、人生が上手く行く人の特徴にも「自身の欲望に正直で、欲しいモノへどんどん手を出していく」というものがよく挙げられます。
他人に迷惑をかけるタイプの欲望でないかぎり、欲望はやる気と成功を招く重要要素です。
3.目標は「手の届く範囲」でないとやる気が出てこない
無気力で自堕落で非生産 だろ・・・・・・?
どうしておまえが今 そうなのかわかるか・・・・・・?
教えてやる
金を掴んでないからだ・・・・・・!
金を掴んでないから毎日がリアルじゃねえんだよ 頭にカスミがかかってんだ
バスケットボールのゴールは適当な高さにあるから みんなシュートの練習をするんだぜ
あれが百メートル上空にあってみろ 誰もボールを投げようともしねえ
今のおまえがそうだ・・・・!
届かないゴールに うんざりしてるんだ
毎日・・・・いろいろな物を「見」はするだろうが
全部ショーウインドーの向こう側だ おまえには届かない・・・・
その買えないストレスが おまえから覇気を吸い取る 真っ直ぐな気持ちを殺していく
あまりにも遠くの目標を設定してしまうと、ちっともゴールが近づいたようには感じられず、ほどなくしてやる気を失ってしまいます。
遠くの目標を目指す場合は、目標を細かく分割して、手が届く小さな課題から順々にクリアしていって、やる気を維持するのが鉄則です。
4.人間は「恋愛」をするとやる気が増大する
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- 恋愛中は、神経伝達物質「ドーパミン」が極めて強く分泌されている
- 「ドーパミン」は「やる気をみなぎらせる」「集中力を高める」「どきどきわくわく感をもたらす」など、やる気の根源となる脳内物質
恋愛中は、恋愛感情を引き起こす神経伝達物質「PEA(フェニール・エチル・アミン)」のほか、「ドーパミン」が通常時よりも大幅に分泌されています。
ドーパミンは、上記のようにやる気の根源となる脳内物質なので、ドーパミンが大量分泌されている恋愛中はやる気がみなぎります。
やる気の鍵となるドーパミンは、ドーパミンの原料となるアミノ酸「チロシン」をサプリメント↓で集中的に摂取することで、体内分泌を大幅に増加させることができます。
「やる気を失わせる条件」の解説
「うつ病」はやる気はもちろん、生きる気力の全てを奪う
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- うつ病が発症すると、「やる気」が根こそぎ失われる
- 「生きる気力」「物欲」「意欲」「三大欲求」「やりたいことのような、人生での希望」もすっかり失われる
- 自分の中からあらゆる欲が消失するので、何も欲しがらず、何も考えられない、植物のような感じになる
- 「記憶力」「思考力」も失われ、布団の中で寝たきりのまま、廃人状態になる
うつ病は、本人が甘えているのではなく、重度のストレス環境に身を置き続けた結果、ストレスに対抗して分泌されるコルチゾールというホルモンが止まらなくなり、コルチゾールの作用で脳の一部(記憶を司る海馬)が萎縮してしまったため、という仮説が現代では有力です。
脳が物理的に損傷しているため、意欲も記憶力も大幅に減退します。
頑張りすぎ・働き過ぎは、うつ病を引き起こす可能性があります。無理をしすぎないようにくれぐれも注意しましょう。
やる気が出ないのは「学習性無力感」が原因かもしれない
- 「学習性無力感」とは、回避不能のストレス環境に長期的に置かれた人間が、やがてそのストレス環境から脱出しようとすらしなくなる現象
- 「学習性無力感」におちいっていると、「どうせ何をやっても無駄」と最初から諦めてしまう
- 自分が挑戦の末に成功・勝利するイメージを抱けず、そのせいでやる気が出ない
「学習性無力感」は、子どもが小さな頃から親に虐待を受けて育ってしまったり、いじめを受け続けることで、その人の挑戦心・向上心が失われてしまう現象です。
常にやる気が無く、努力ができないと悩んでいるようでしたら、学習性無力感が原因である可能性を考え、心療内科でカウンセリングを受けてみるのをおすすめします。
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