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デスマーチ…納期が迫り異常な激務が続く、IT開発現場の現象

 

IT開発の現場で、製品の納期が迫っているのにプログラムが完成せずに、異常な長時間勤務や休日返上という事態になってしまう「デスマーチ」という危険現象について調査したので分かったことを報告します。

 

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デスマーチ中にありがちなこと

 

デスマーチ中にありがちなこと

  1. 鏡を見ると自分の目が死んでいるし、いっしょに開発を続けているメンバー達の目も死んでいる
  2. 家に帰れない日々が続き、一週間に1度くらいしか帰宅できない
  3. 自前で寝袋を用意して会社で眠る
  4. ストレスによるいら立ちのあまり、隣のメンバーが突然奇声を上げる
  5. デスマーチの日々に耐えきれず、ある日メンバーが音信不通になって職場へ来なくなる
  6. 失踪したメンバーが羨ましくなり、自分も職場から消えたくなる
  7. ソースコードに付加されるコメント行の文章に、書いた人物のイライラ感・むかつき感・怨念がにじみ出ている
  8. メンバーが過労で倒れる。職場に救急車が呼ばれることも珍しくない
  9. メンバーが消えると、追加の技術者が補充される
  10. 追加メンバーが無能な技術者だった場合、酷いソースコードを書くせいでプログラムにエラーが頻発するようになる
  11. 一ヶ月の合計勤務時間が300時間を超越する
  12. 差し入れで、眠気覚まし用の栄養ドリンクがひんぱんに届けられる
  13. 度重なるプログラムの仕様変更で、三途の河原で延々と石を積み上げている亡者のような状況となる

 

 

 

予備知識:「デスマーチ」とは何なのか

 

「開発期間が短すぎてとうてい納期に間に合わない」「立て続けの激務でメンバーが倒れたり辞職する」「開発現場に人員が足りない」「クライアントからの要求仕様が二転三転するのに納期は動かせない」などといった状況が重なり、修羅場が長期間続いている現象を「デスマーチ」と表現する。

デスマーチとは「死の行進」という意味の英語表現。

 




デスマーチが発生する原因

 

原因

  • 職場に人手が足りていない
  • 納期までの猶予時間が短すぎる
  • クライアントからの要求仕様がころころ変わるので、変わるたびにプログラムを作り直さなければならない
  • クライアント・システムエンジニア・プログラマ・プロジェクトマネージャーの間で意思疎通が上手くできていなかったため、誤解が生じていた

 

 




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デスマーチ発生の原因の中で特に問題となるものが「クライアントからの要求仕様がころころ変わる」というものです。

こうなってしまう理由は、クライアント自身が、自分の求めているシステム・プログラムについての理解があいまいなせいで、システムエンジニアへ自身の要求を正確に伝えられないからというものが大部分を占めています。

 

デスマーチが終息したその後によく起きること

 

よく起きること

  • メンバーが辞職する(病気や、仕事が嫌になったので転職するため)
  • メンバーが入院したり長期休職する
  • クライアントの意向を正確に読み解くことができずにたびたび仕様変更が起こる原因となった人物が、支社へ左遷されるなど処分を受ける
  • あまりに長続きするデスマーチは裁判を起こされて強制中断される
  • 社員が大量離職することで会社の仕事が回らなくなり、収益悪化で倒産することもある

 

現在の仕事内容・職場に不満がある場合、転職することも検討するべきです。

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デスマーチを頻発させる、IT業界が抱える構造的問題

 

問題点

  1. ソフトウェア開発の分野では「顧客から新しい要望が次々と追加される」「プロジェクトごとに予想外の問題点が生まれてくるのが常」などの理由で
    正確な人的・時間的見積もりをすることが非常に難しく、たいていは人や時間のリソースが足りない見積もりによって開発が始まってしまう
  2. きつい労働環境・低賃金などの理由で、IT業界は慢性的な人手不足状態にあり、人が足りないので少人数に大きな負担が集中する
  3. 新人の教育と育成を放棄して、即戦力の派遣社員や中途採用者に頼り切っているため、
    彼らがIT業界から離れていくと仕事が回らなくなってしまう
  4. プログラミングの業務は
    「昼夜問わずに進行することが多いので昼夜逆転生活になり自律神経失調症になりやすい」「室内にこもりっきりなので日光を浴びることが少ない」「バグの原因となっているソースコードの部分を血まなこで探すなど神経質な作業が多い」
    などの理由でうつ病を発症しやすい
  5. 多重下請け構造のような、各企業が下の会社へ仕事を丸投げしてマージンを抜くことに執心しているせいで、IT企業全体が労力の使い方を間違っている

 

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