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無料の素材画像集「いらすとや」の、社会への3つの影響

 

無料で素材画像を利用できる「いらすとや」が、現代の日本社会へ及ぼしている具体的影響について調査したので分かったことを報告します。

 

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フリー素材画像「いらすとや」が日本社会へ及ぼす3つの影響

 

 

1「現代社会の至る場所で、いらすとやの絵が使われるようになった」

  • 求人広告
  • 社内でのプレゼンテーション用資料
  • 会社や観光地などの、案内用パンフレット
  • 市役所での、案内用の張り紙
  • TV番組での、解説用シーン
  • 電化製品を扱う商店をはじめとした色々な種類の店舗での、商品の解説用張り紙や広告
    などが、いらすとやの素材画像が使われている例

 

 

 

2「イラストレーターの業界に大きな変革をもたらした」

  • 自身が運営するサイト上に無料の素材画像を大量に公開し、サイトに設置している広告の広告掲載料によって収益を得る
    という、イラストレーターの新しい仕事の形を創り出した
  • 「無名のイラストレーター」「不人気なので、安い単価で仕事を請けているイラストレーター」「駆け出しで、実力も知名度も不足しているイラストレーター」
    などにとっては、多くの企業がいらすとやの無料素材画像で需要を満たしてしまうせいで、いらすとやに仕事を奪われるという事態になってしまった

    • ただし、「確かな実力があり、固定ファンが多い人気イラストレーター」にとっては、いらすとやは競合相手にはならない

 

 

 

3「いらすとやの絵が、人気ブランドの1つになった」

 

人気ブランド化したことの証拠となる現象の一種が、

「いらすとやの素材画像を使って、人気アニメや人気漫画のワンシーンを再現する遊び」

です。




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この遊びは主にネット上の掲示板やSNS上の個人アカウントで定期的に繰り返されています。

いらすとやの素材画像がネット上で広く利用されてきたことにともない、多くの人達がいらすとやの絵のファンになったことのあかしと言えます。

 

 

 

 

予備知識:「いらすとや」とは

(エアガンを使って猿と戦う主婦の素材画像)

 

 

イラストレーター・みふねたかし氏が素材画像を描き、サイトを運営している。

いらすとやのサイトは2013年に発足。




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汎用性が高い画風と、素材画像の圧倒的な数と種類、ブラックジョークが利いた闇が深い素材画像がたまに混ざっていることなどが、いらすとやの特徴。

素材画像は個人用では無制限に利用でき、商用での利用でさえもかなりゆるい利用規約で画像を無料使用できることから、

人々の人気と注目を集め、ネット上のみならず色々なビジネス分野でもいらすとやの画像が使われるようになっていった。

 




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「かわいいフリー素材集 いらすとや」公式サイト

 




いらすとやの素材画像が、たくさんの人達に愛用される理由

 

愛用される理由

  1. 個人用・商用ともに、無料で素材画像を利用できる
    (商用の場合は、「パンフレットや書籍など、1つの制作物につき20点まで無料、それ以上は有料」という上限が定められている)
  2. 素材画像を利用するにあたって、会員登録や、素材を利用することの報告作業などの面倒な手続きがいっさい無い
  3. 素材画像の種類と数がとにかく多く、あらゆる需要に対応していると言っても過言ではない
    (サイト上で素材画像を検索しやすいようにリンクの構造が工夫されているため、いらすとやだけで必要な画像の大半がそろってしまう)
  4. 画像の絵柄がある程度個性的で親しみやすいが、オタク好みの萌え系の絵柄ではないので、
    公的な場でも問題無く素材画像を使用することができる
  5. 2019年の現在でも素材画像の種類が着々と増えており、話題性のある時事ネタの発生の数日後には素材画像にして発表するなど、非常に仕事がマメで早い

 

 

例を挙げると、

市役所で案内用の張り紙や告知用ポスターを作成するために、イラストレーターに絵の仕事を発注すると、

市民から「税金の無駄遣いだ!」と叩かれる要因になったり、イラストレーターへ支払う仕事料が役所の予算を圧迫することになります。

そういう状況下で、1つの制作物につき20点まで無料で使えるいらすとやの素材画像が重宝されることになります。

 




いらすとやのサイト運営者はどうやって収益を得ているのか?

 

いらすとやの収益モデル

  • フリーの素材画像を大量にサイト上に公開することで、素材画像を求める大量の人達をサイトへ訪問させ、
    サイト上に設置してある「Google Adsense(クリック保証型の広告プログラム)」によって多額の収益を得る
  • いらすとやの運営者・みふねたかし氏が作成したLINEスタンプを販売して収益を得る
  • すでに、いらすとやの絵はブランド化しているので、
    TV番組や書籍やポスターでいらすとやの絵を使うための、「既存の素材画像には無い、○○という状況を表す新しい絵を描いて欲しい」という有償の依頼を請けることで収益を得る
  • いらすとやのキャラクターを、企業がガシャポンなどでグッズ化する際の、版権料によって収益を得る

 

 




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いらすとやの素材画像自体は無料ですが、

『いらすとや』の知名度とブランドは強力な武器になります。

いらすとやほどの高い知名度があれば、おそらく、いらすとやのサイトの月間PV(PV=ページビュー、サイト内のページが閲覧された回数のこと)は200万PVから300万PV、あるいはそれ以上のPV数であると予想されます。

クリック保証型の広告プログラムである「Google Adsense」の収益額は、ほとんどの場合でサイトのPV数と比例するため、

いらすとやでのGoogle Adsenseによる月間収益額は100万円から200万円以上、と推測できます。



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