イラスト用SNS「pixiv(ピクシブ)」の特徴と、pixivを利用した、プロのイラストレーターのデビュー方法について調査したので分かったことを報告します。
pixiv(ピクシブ)の解説
pixiv(ピクシブ)の特徴
- 「イラストの投稿」がメインテーマのSNS
- アマチュアも、プロのイラストレーターも、両方がpixivを利用している
- ユーザーが投稿したイラストに、他のユーザーが「いいね!」で評価したり、
ブックマークしたり、コメントを送ったりして、コミュニケーションを取ることができる - 評価したりコメントするユーザーは、絵が描けなくてもOK
- イラストの人気ランキング上位へ入ると、企業から仕事の依頼が来ることが多くなる
- pixivへの登録と基本的利用は無料。拡張機能版の有料会員「pixivプレミアム」がある
pixivを利用していてありがちなこと
タグ検索でいろんな絵が見られるから楽しい。
画像収集の助けになるし、描き手が好きで描いていることが多いから、良い絵ばかり。
「落書きです」と予防線を張って絵を投稿している人が多い。
そこまでして良い評価が欲しいのか…。
あらかじめ防衛ラインを張ったり言い訳をしない人には、好感がもてる。
「他人への営業力」「コネクション」の力でランキング入りできる。
「とにかく目立ちたい人」「人気の人を御輿にして自分たち用のコミュニティーを作りたい人達」
が現れだして、コネの争奪合戦の様相を呈するようになる。
技術はあるんだけど、構図がダメで、絵全体に魅力が無い、とか。
pixivを通しての商業イラストレーターデビューの道
pixivを趣味用兼仕事依頼場に利用している、在宅の商業イラストレーターが語るところによると、自身の絵がランキング上位の常連入りをするようになれば企業からの依頼メールがひんぱんに届くようになるようです。
- pixivに投稿した絵が、毎回、デイリーランキングで30位内程度に入れば、月に2~3件くらい企業から仕事依頼のメッセージが送られてくるようになる
- pixivでの仕事依頼は、単価が安い仕事が多い
- 依頼の内容は、ソーシャルゲームのゲーム内イラストなどが多い
- ラフ画を提出し、企業側からOKが出たら↓へ進む
- 線画を提出し、企業側からOKが出たら↓へ進む
- 色塗り作業をして、完成(1から3までの時間が、約1ヶ月)
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語り手の商業イラストレーターは、絵のポートフォリオ(※ポートフォリオとは、イラストレーターの就職活動やフリーとして営業活動をする際に、自分の実力を証明する重要なアイテム)を企業へ片っ端から送りつけたことで商業デビューを果たしています。pixivは、あくまで仕事を受ける場の1つとして利用しているだけです。
商業イラストレーターとしてデビューしたかったら、絵のポートフォリオを使って、企業を相手に積極的な営業活動をした方が早いです。
どんな人がpixivの利用に向いているの?
自分の描いた絵を公開したい人
pixivの利用法の王道です。
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わざわざブログを開設する必要がなく、pixivのアカウントを作成するだけで絵の投稿が可能になるので、お手軽です。
同じSNSのtwitterでも絵の投稿ができますが、pixivは絵の投稿に特化したSNSなので、使い勝手はpixivの方が上です。
- こつこつ、長期的に絵を投稿し続ける
- 他のイラストを批判しない
- 他のイラストを褒めて、良い部分を学んで吸収する
- 罵倒コメントをされてもスルーする。
そういう悪口を言う人が実力者であることは99%無い、と考えて良い。人生が上手くいっていなくてストレスまみれの日々なので、誰にでも何でも良いので、とにかく悪口を言いたいだけの人達であることがほとんど。
イラストレーターの間で特に評価が高くて人気の、絵を描くための専用道具↓
絵を収集したい人
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お気に入りのイラストレーターをブックマークし、新作の絵を鑑賞したり、保存したい人におすすめです。
ぜひ、好きな描き手には応援コメントや「いいね!」をして、描き手のやる気を上げることをしてあげましょう。その方が、イラストレーターに継続的に活動してもらえます。
タグ検索を使って、好きな絵の属性や作品名で絞り込んで、目当ての絵を探し出すのも楽しいです。
プロの漫画家や、同人作家が、新作のイラスト・新作の告知画像を投稿してくれることもよくあります。フォローしている作家の動向を知るために活用するのも便利です。
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