子ども時代は平気で触れたのに、
大人になると虫を触れなくなる現象の理由を解説します。
大人になると虫を触れなくなる、主な3つの理由
1「大人になると、好奇心や物珍しさよりも、危機意識の方が上回るようになるから」
子どもの頃は、「好奇心」「物珍しさ」が昆虫を触ることを可能にする
- 知らないことだらけであり、そのせいで好奇心が非常に強い時期
- このため、多くの大人達がグロテスクだと感じる形態の昆虫も、抵抗なく触ることができる
- 子どもの時分は倫理観が未発達であるため、昆虫をそのサイズ・形状・自律的に動くことから「おもちゃ」のように見なすことが多く、
命をもつ存在であるのに『手当たり次第に捕まえて、ろくに世話をせずに死なせる』『あれこれといじって、死なせる』などをしやすい
大人になると、あれこれの知識のせいで昆虫に対する危機意識が高まる
- 「噛まれる」「毒針で刺される」といった危険性
- 病原菌を保有しているケースが多いこと
- 寄生虫(昆虫のみならず、人間の体内にも侵入するタイプが存在する)を保有しているケースが多いこと
- 上記のリストのようなことを知識として持つことが多くなり、そのせいで昆虫に触りたくなくなる
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2「大人になると、冷静な目で昆虫と向き合うようになるから」
- 「揺れ動く触覚」「ギザギザの脚」など、昆虫特有の『生理的に嫌悪感をもよおしやすい生態・形態』
- 多くの昆虫が、万人に嫌われる『ゴキブリ』とそう遠くない形状をしていることも、大人になると昆虫がダメになる大きな原因
- 昆虫が、刺激(人間側が動くことなど)で予想外の動きをして、しかもこちらに高速で接近してくる場合も多いこと
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3「うかつに触ると、昆虫にも自身にも被害が出ること」を理解しているから
- 身体がもろいタイプの昆虫が多く、「触覚」「脚」「羽」などがもげる可能性が高い
- 力の入れ方を間違えると、身体が潰れる場合がある(身体から体液が飛び出て、悲惨な事態になる)
- 大人になると、これらのことがはっきりと理解できるため、虫に触ることを避けるようになりやすい
- 大人になると倫理観が成熟するため、無益な殺生を避けるようになりやすい
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