「縁起が良い動物」
「縁起が悪い動物」のそれぞれを解説します。
『縁起が良くて幸運をもたらす』とされている動物・生き物
金運
ヘビ
- ヘビには「無限」「再生」のイメージが古来からあり、人間に『富』『繁栄』をもたらす動物だと信じられている
- ヘビの中でも白ヘビ(ヘビのアルビノ個体)は神の使いとされ、特に運気の上昇効果が大きいとされている
- 一方、ヘビは「執念深いという言い伝え」「外見が、にょろにょろしていて不気味」という側面があり、ヘビを殺した人間を執念深く祟る(たたる)、とも言われている
その他、金運が良くなることになると言われることがある動物・生き物
- 金魚
- 蟹(かに)
- クモ
- ヤモリ
- カエル
商売繁盛
タヌキ
- タヌキという名前が「他を抜く」という発想をもたらし、それによって商売繁盛の象徴の動物とされている
ネコ
- 「ネコは家屋内のネズミを駆逐してくれるため、家に備蓄してある穀物類が守られる」という事情から、商売繁盛の象徴として扱われている
- 置物の「招き猫(顧客・財宝を招くというので、縁起物として商家などで飾る)」が好例
フクロウ
- 「フクロウは首を180°回転させ、周囲を幅広く見渡すことができること」から、商売繁盛の象徴として扱われている
- フクロウという名前を「不苦労」という当て字で読むことにより、フクロウは「運気そのものが向上する動物」としても扱われている
その他、商売繁盛の象徴だと言われることがある動物・生き物
- ウマ
- 鯉(コイ、滝を登り切った鯉は龍になるという伝説から、出世運の向上の象徴)
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子宝・子孫繁栄
ウサギ
- ウサギは多産である動物であるため、子宝・子孫繁栄の象徴になっている
ネズミ
- ネズミは多産である動物であるため、子宝・子孫繁栄の象徴になっている
その他、子宝・子孫繁栄の象徴だと言われることがある動物・生き物
- ブタ
- イノシシ
- イヌ
長寿
ツル
- 「鶴(ツル)は千年亀は万年(鶴や亀を神秘化した中国神仙譚から出た語、寿命が長くめでたいことにいう)」の言葉の通り、長寿の象徴とされる
カメ
- 「鶴は千年亀は万年」の言葉の通り、長寿の象徴とされる
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厄除け(やくよけ、災厄を払いよけること)
スズメ
- スズメは「厄(やく)をついばんで、取り除いてくれる」という言い伝えがあることから
サル
- サルという名前を「去る」と読み、「厄が去る(サル)」と読むことで、サルは厄除けの動物と見なされている
『縁起が悪くて、不吉・不幸になる』とされるタイプの動物
カラス
- 中国の文化圏ではカラスは非常に不吉であるとされ、日本の文化でもその影響を受けている
- 「真っ黒な姿」「ゴミをあさる」「ずる賢くて、人間の生活に害を及ぼすことが多い」といった特徴が、カラスのマイナスイメージを強くしている
コウモリ
- コウモリは多種多様な「ウイルス」「病原菌」を身体に保有していて、それを人間へ伝染させるため、不潔であり危険
- コウモリの空の飛び方が不規則であり、不気味な印象を受ける
- コウモリは夜行性であり、「夜になると活発化する」という習性に不気味な印象を受ける
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