中卒・高卒・大卒、無名大学卒・有名大学卒、といった自身の学歴に対して過度に優越感・劣等感を抱いてしまう「学歴コンプレックス」について調査したので、分かったことを報告します。
よくある学歴コンプレックスの種類
国公立大コンプレックス
「学費が高い」「多くの場合で、国公立大よりも評価が低い」私立大学へ、不本意ながら入学した者が抱く。
ニッコマコンプレックス
世間では高学歴とされる「日東駒専」に入学できなかった者が抱く。自称進学校を卒業したものの日東駒専に入れなかった者が、このコンプレックスを抱いていることが多い。
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MARCHコンプレックス
高学歴とされる私立大学群・MARCHに入学できなかった者が抱くことが多い。日東駒専の大学生が抱きがち。
早慶コンプレックス
日本の私立大学で最上位クラスとされる、早稲田大学・慶応大学に入学できなかった者がよく抱く。不本意ながらMARCHに入学した者が、この早慶コンプレックスを抱いていることが多い。
上位国立大コンプレックス
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有名な国立大学に対するコンプレックス。旧帝大や、東工大・一橋大・東京外国語大・神戸大など、これらの高偏差値国立大に憧れている。
医学科コンプレックス
高偏差値で、医学科で勉強して医師国家試験に合格したあかつきには、高年収・高ステータスの医師になることができる「医学科」に強いコンプレックス・嫉妬を覚えている者は相当数に上る。
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大卒コンプレックス
高卒の者が、大卒の者へ感じるコンプレックス。
高卒コンプレックス
中卒の者が、高卒の者へ感じるコンプレックス。
東大・京大コンプレックス
自分の学力にこだわりのある者ならば、その全てが、大なり小なり東大と京大にコンプレックスを抱いているといっても過言ではない。
東大・京大コンプレックスを解消するには、これらの大学の入試に合格して入学するか、東大卒・京大卒の平均以上に社会的に成功する以外に無い。
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学歴コンプレックスについてのネット上の意見
「医学科への学歴コンプレックス」
に苦しんでいる。
学歴コンプレックスを噴出させやすい。
医学科の再受験をしだす人も多い。
どこの世界でも、現状に心から満足するというのは難しい。
就活でも分相応な企業を受けて、地に足が付いた就職ができる。
学歴コンプレックスに苦しみやすいのは、高学歴と低学歴の中間の、偏差値55~60くらいの大学の学生。
「仮面浪人」とか「編入」とか「再受験」をしてしまって、就職が大幅に先送りになる。
明らかにデメリットの方が大きい。
就職活動期で、企業から理系が優遇されるので、この理系コンプレックスはさらに増幅される。
会社員生活が順調だったり、自営業で成功できれば、学歴コンプレックスは自然と解消される。
いつまでも学歴コンプレックスにとらわれている人は、人生を学歴1つでしか判断できないほど価値観が狭かったり、稼げずに日々苦しんでいる人達。
コンプレックス対象の大学の名前をメディアで見かけたり、その大学の学生がネットで自虐コメントをしているだけで
すさまじい負の感情にもだえることになる。
さらに、電車の「京王線」がけいおう→慶応、などと、その大学の名前に関係する物事を脳が勝手にコンプレックス変換するまでになる。
学歴コンプレックスをこじらせた者の特徴
- 自分の出身の大学よりも偏差値が下の大学群を見下す
- 自身が理系学部卒の場合、文系学部を見下す
- 他人との会話の節々で、自分の出身大学の名前を自慢気味に持ち出す
- 毎年、有名予備校が発表している各大学の偏差値をチェックして一喜一憂
- 各大学別の、司法試験・公務員試験などの合格率についても一喜一憂
- 自分が入りたかった大学へは、憧憬・嫉妬・憎悪などさまざまな感情が複合したものを抱えている
- ネット掲示板などで、「学歴厨」として学歴偏重主義のコメントを投下し続ける
- 高卒で学歴コンプレックスを抱えている者の場合、「今の時代、大学を出ていても大したことは無い」と虚勢を張る
- 学歴コンプレックスに苦しむあまり、「退学」「編入」「学歴ロンダリング」「再受験」などを本気で検討するようになる
学歴コンプレックス者の希望…「学歴ロンダリング」
「学歴ロンダリング」とは、大学院進学の際に、現在学部在籍している大学よりも高偏差値の大学の大学院へと進学することを意味します。
最終学歴が「有名大学の、大学院の修士過程卒・博士過程卒」になるため、自身が抱えている学歴コンプレックスが緩和されたり解消されるほか、就職活動の際に企業側からの評価が良くなる、などのメリットが学歴ロンダリングにはあります。
学歴コンプレックスを解消するための有効手段の1つとして学歴ロンダリングという手が取られることが多いのですが、
大学院枠で憧れの高偏差値大学へ入っても、その世界は今までいた学部の世界よりも全面的に高レベルのため、
教授の話や求められる研究レベルについていけずに結局脱落する、憧れの大学の学部生が楽しそうに青春をしているのに(大学受験時にストレートで入学できていれば本来は自分が夢のキャンパスライフを送るはずだった)大学院生の自分はそれを横目に地獄の院生生活を送る、
という惨事も起こることが多いようです。
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