テレビ番組やゲームシリーズや漫画作品、あるいは国家のような、「コンテンツ」が低迷して終わりを迎えるころに起こる現象について調査したので、分かったことを報告します。
コンテンツがもう終わりになった時にありがちなこと
そのせいで、もともとのコンテンツの良さが失われ、つまらなくなる。
これまでの「楽しませよう」から「これからはいかに儲けるか」へコンテンツの内容が変質してしまうため、
中身がおかしなものへと変わっていく。
しかし、十中八九裏目に出て、余計にファン人口が減る。
変なサービス・奇抜な商品を連発する。
企業の運営が迷走していることを象徴する現象。
収益や人口のマイナスが続き、コンテンツの規模が縮小していく。
引退や、病気・事故・寿命で死亡し、コンテンツの中から消えてしまう。
二代目の凡夫がコンテンツをダメにしてファン達から見捨てられる。
外部からの客観的意見を無視した内輪での自己満足ネタに走る。
「そこをレベルダウンさせたら本当にマズい」
というコアの部分まで格下げするので、結果として効力・実用性がゼロになり、コンテンツの古参はもちろん大衆にもあきれられる。
なんとか状況を打開するために、短期間で一気に儲ける手法へと走ってしまう。
パチンコ化・ユーザー達から搾取することを前提にしたソシャゲ化・ネット上の流行語を積極的に導入・腐女子に媚びるなど。
しかし、その路線は「怪しさ」「うさんくささ」をコンテンツに必ず帯びるようになるので、みんなそのコンテンツに近寄らないようになる。
・排他的な性格をしていて、新規参入者を馬鹿にしたり攻撃する
・常識が通じないキ○ガイ
このような問題がある人達によって占拠され、新規参入数が激減する。
腐敗政治や、ごう慢さや、老害的存在、ダメな方向の拝金主義、など。
・支配者層による圧政
・古参VS新参という世代間闘争
・「今は大変な状況ですが、みんなで頑張って盛り上げていきましょう!」みたいな悲壮感があるメッセージ
雰囲気が息苦しくなったせいでみんながコンテンツから逃げていく。
コンテンツが終わりになってしまう、代表的な4つの原因
1.コンテンツが時代遅れなものとなり、人気を失った
コンテンツが終わりになる最大の原因です。
社会での流行は常に新しいものへと更新されているので、コンテンツが流行から取り残されて時代遅れなものになると、そのコンテンツは終焉へと向かっていきます。
2.そのコンテンツが「素人参加型」というタイプのコンテンツ
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たとえば、ネット掲示板やSNSや小説投稿サイトなどが本項目に該当します。
一部の有能な人達によって創作物やサービスが提供されるタイプではなく、素人達によってコンテンツを自給自足するタイプなので、コンテンツ内容がすぐに劣化する危険性が高く、同時にユーザー間で内紛が起こる確率も高いため、コンテンツが終わってしまうことが多くなります。
素人参加型のコンテンツのように、素人が運営側・創作者側へ参入しやすければしやすいほどコンテンツの崩壊スピードが早まると言われています。
参考「コミュニティサイトの一生」
面白い人が面白いことをする
↓
面白いから凡人が集まってくる
↓
住み着いた凡人が居場所を守るために主張し始める
↓
面白い人が見切りをつけて居なくなる
↓
残った凡人が面白くないことをする
↓
面白くないので皆居なくなる
3.そのコンテンツの「中核的な強み」を色々な事情で失ってしまった
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- もともとは硬派な路線だったのに、大衆受けを狙ってかんじんの硬質さを失う
- もともと価格の安さが魅力だったのに、突然高級路線に走ってしまって商品価格が高くなる
- 気軽にメッセージや写真を投稿してみんなでワイワイやることが楽しかったのに、政治批判や物事の責任追及や萌えキャラオタクのメッセージばかりになってしまって居づらくなる
そのコンテンツが当初もっていた「中核的な強み」のおかげで人気を博していたので、ビジネス上の事情やコンテンツのユーザー達の暴挙によってコンテンツが変質してしまって強みを失うと、終わりへと向かっていきます。
4.過度に敷居が高く、閉鎖的
敷居が高かったり閉鎖的であることは、レベルが高い人達だけをコンテンツへ招き入れる効果がありユーザー達の質を高品質なものに保つことができるというメリットがありますが、同時に大きな欠点も抱えています。
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新規参入できる人が非常に少なくなるので、長い目で見ればそのコンテンツはユーザー人口が減少する方向へと向かっていきます。
コンテンツのユーザー人口が減っていけば規模が縮小したり採算が取れなくなって、やがてコンテンツの供給や運営が終わってしまいます。
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