日本人とは大きく異なっている、中国人の価値観の特徴を調査しました。
日本人とは異なる、中国人の価値観・国民性
中国人の、主要な価値観
中国人にとって非常に重大な「面子(メンツ)」
- 中国人は、面子(メンツ、中国語であり、世間に対する体裁のこと)に強くこだわると昔から言われている
- 「社会における、地位」「年収の金額」「自身が所属している学校や企業における、誇れる実績」などが、面子において主に扱われる要素
- 『面子』は、中国人にとっての根本的なアイデンティティー(ある人や組織がもっている、他者から区別される独自の性質や特徴)と言っても過言ではなく、
「面子がつぶれることは、死ぬことと同じ」という考えが中国人達の間に根強く存在している
中国人同士の対人コミュニケーションでは、
・自身の面子をつぶされないように、きっちりと自己主張をする
・話し相手の面子を立てるために、丁重にもてなすことで話し相手を満足させる(話し相手の面子をつぶさないように細心の注意を払う)
この2点が重要事項です。
血縁関係を強く重んじる「仁(じん)」の概念
- 中国では儒教(孔子が説いた、道徳・政治に関する教説のこと)が、中国人の価値観に極めて大きな影響を与えており、
儒教の中核をなす要素の1つが「仁(じん)」- 仁は「礼にもとづく、自己抑制と他者への思いやり」を意味し、親兄弟の血縁関係を大事にすることが仁の基本であるとされている
- この仁の教えにしたがい、中国では親兄弟を大事にして尽くすことが、非常に重要になっている
- 仁は「礼にもとづく、自己抑制と他者への思いやり」を意味し、親兄弟の血縁関係を大事にすることが仁の基本であるとされている
利己的な言動が、少々目立つ
- 会話において、声がかなり大きく、自身の主張内容を押し通そうとする
- 「自身が目立つことで、面子(メンツ)を立たせる」「自身の利益を確保すること」など、自身の栄達を優先させすぎる傾向がある
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上昇志向が強い
- 勉強を続けて有名大学に合格し、高学歴になること
- 仕事で出世し、社会的地位を高くすること
- 大金を稼いでお金持ちになること
- 中国人は上記のリストのような願望(上昇志向)が強くて、目的達成に向けて必死に努力したりあの手この手を使うことにあまり躊躇しない
仕事は、ドライかつ合理的なスタイル
- 仕事の「課題」「発生した問題の解決」に対して、それらをクリアすることをストレートに追求する
- 「問題を起こした責任者への非難」「現場の人間関係のあれこれに配慮すること」などは、中国人の多くは関心を払わない
- 「その仕事における、年収の金額や具体的な待遇」に興味関心が集中していて、現状の給与額や待遇を上回る企業があれば、すぐにそこへ移る
- 愛社精神のようなものは、中国人には希薄
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