「女性の心身の病気・障害を取り扱った、エッセイ」に高確率で登場する、
「理解のある彼くん」という存在の特徴・読者達からの評価について解説します。
『理解のある彼くん』の、主な特徴と読者達からの評価
心身の障害に関するエッセイで、終盤で唐突に「理解のある彼くん」が出現する
- 女性が作者の心身の障害に関するエッセイ(文章形式や、漫画形式)の終盤で、「今では理解のある彼に支えられ…」という趣旨の文脈・展開で、理解のある彼くんが突然登場する
- 「理解のある彼くんと恋人関係になり、ハッピーエンド」という形でエッセイが締めくくられる場合が非常に多い
スポンサーリンク
「理解のある彼くん」は、読者達に否定的にとらえられる場合がかなり多い
「理解のある彼くんは、ただの創作であり実在しないのでは?」という疑念を招くから
- エッセイをハッピーエンドという形で締めくくるために、「恋人ができた」という出来事をねつ造した、と読者達に疑われやすい
- 理解のある彼くんの人物背景がほとんど語られず、ポッと出の存在であることが、上記の疑念に拍車をかける
恋人ができて幸せになった女性作者に、嫉妬・失望する読者達が多いから
- 「心身に障害を抱えている女性作者」に共感したり自力で立ち直るための姿勢を学ぶ目的でずっとエッセイを読んでいたのに、
「恋人がなかなかできない読者達が、作者に嫉妬すること」「他者に依存する形であっさりと救われる他力本願なオチに、読者達が失望すること」が多発する
『理解のある彼くん』の、その正体
正体
- 最も考えられる可能性が、「恋愛市場で価値が低い、モテない男性」であり、メンヘラであったり何かしらの障害を抱えている女性としか恋愛ができなかったというパターン
- 「破れ鍋に綴じ蓋(われなべにとじぶた、破れ鍋にもふさわしい蓋があるようにどんな人にも相応の配偶者があること)」という言葉通りの状況を再現している
- 次に考えられる可能性が、「これといって特徴が無い、一般男性」「問題を抱えている女性を積極的に救おうとする、聖人的な気質を備えている男性」
「女性は、女性であるだけである程度のモテが保障されていること」の証拠が理解のある彼くん
スポンサーリンク
本ブログ推奨の、書籍や漫画の読み放題サービス
コメント