「中南米(別名・ラテンアメリカ)」の国々に共通している社会問題を解説します。
「中南米」の、主な3つの社会問題
1「経済格差」「民族の違い」が原因の、深刻な貧困問題
- 中南米では、
「中南米地域に属する国家の間の、経済格差」「中南米地域に属する国家の内側での、国民同士の経済格差」の、そのいずれも格差が大きい - 国にもともと住んでいる「少数民族」「先住民族」は、国の多数派の民族と折り合いが悪くて、「少数民族」「先住民族」の方が政治的・経済的な迫害を受け続けている
2「治安が悪い国」が多すぎること
中南米では「ギャングがはびこっている国」が多すぎる
- 「麻薬」「武器(銃火器)」の組織的な密売
- 強盗
- 人身売買
- ギャンググループによる、上記のリストのような犯罪が国内で横行している
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中南米圏では、
・「国際競争力があるタイプの産業」がとぼしく、そのせいで国全体が貧困状態におちいりやすい
・まともな仕事がほとんど無いせいで貧困状態におちいりやすいことから、「麻薬の原料の栽培」「麻薬の密売」「武器の密輸入」といった非合法ビジネスに手を付ける人が後を絶たない(このせいでギャンググループが大量に発生する)
という事情により、治安が極度に悪い状況にあります。
国内で、いろいろと「対立」が多すぎる
- マジョリティー(多数派)と、少数民族・先住民族の対立・武力抗争
- 政府軍と、ギャング集団の武力抗争
- 独裁政権が擁する政府軍と、国民側のデモ隊との武力衝突
(中南米圏の国は、昔から汚職がまん延している)
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3「一次産品」に依存しすぎる経済のせいで、国が貧困状態におちいりやすい
- 中南米圏の国は、一次産品(未加工の米・小麦・砂糖・銅・錫(すず)・石油などの類)の生産・採掘に過度に依存している国が多い
- 一次産品はその時々の世界情勢に応じて価格が乱高下するため、一次産品産業に依存する国の経済状態も不安定になりやすく、
貧困のせいで本記事の「治安が悪い国」が多すぎることの項目の状況を形成しやすくなる
- 一次産品はその時々の世界情勢に応じて価格が乱高下するため、一次産品産業に依存する国の経済状態も不安定になりやすく、
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