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現代でブライダル業界が衰退・オワコン化している事の原因

 

現代で、ブライダル業界(結婚式の挙式に関係する業界)が急速に衰退・オワコン化している現象の原因を解説します。

 

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「ブライダル業界」が急激に衰退・オワコン化している、3つの原因

 

 

1「現代の世相を反映して、「ナシ婚」が増加傾向にある」

「コロナ禍(ころなか)」の影響で、挙式が大きなリスクになってしまった
  • 新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、「一カ所に多人数が密集すること=新型コロナウィルスに感染するリスクが非常に高い危険な行為」という意識が社会へ浸透した
    • この事情により、「結婚自体はするが、挙式は感染リスクが高いので取り止める」という方針のカップルが増えて、ブライダル業界が大打撃を受けることになった

 

 

経済的理由により、高額の結婚式を挙げられないカップルが増えた
  • 経済的理由(仕事で十分な収入を得られないことや、貯蓄が不足していることなど)で、200万円~300万円以上かかる結婚式を挙げることが難しいカップルが多くなっている
    • この経済苦という事情に加えて、
      本記事のコロナ禍の項目も合わさったことで、「無理して、大金がかかって感染リスクも高い結婚式を挙げる必要は無い」と判断するカップルが多くなっている

 

結婚式がコロナ禍や経済苦のせいで避けられるようになったことと同様の理由で、
「葬式」も、
小規模・低コストの『家族葬』で済まそうとする傾向が強まっています。




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2「恋愛および結婚」に興味が薄い男女が増えて、結婚式の必要性自体が低下した

  • 現代では十二分に娯楽が充実しているため、全娯楽の中で恋愛・結婚の人気度順位が相対的に低くなっている
  • 「成人したら、結婚して家庭を築くべき」という社会の圧力が現代では弱まり、恋愛および結婚は各人の自由意志にゆだねられつつある
  • 女性の社会進出が促進されるようになったことで女性が働きやすくなり、
    女性単独で自立しやすくなったため、結婚(多くの場合で、経済的に男性に頼ることが大きな目的の1つ)の必要性が低下した
    • 上記のリストのような事情のせいで、以前の時代よりも恋愛および結婚をしない若者が多くなった

 

 

 

 

3「ブライダル業界が旧態依然としたままであり、時代に対応できていない」

挙式のためのあれこれの料金が、高すぎる
  • 挙式における「料理」「写真撮影」「ウェディングケーキの手配」などの各行程の料金が、とにかく不自然に高すぎる(1つの行程で5万円~10万円以上であることがザラ)
    • このせいで、ブライダル業界がぼったくり料金であると多くの消費者達に思われるようになってしまった
      • 消費者達の間で不信が広まっているのに、料金の改善がいっこうになされないせいで、ブライダル業界の信用が失われつつある状況




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「披露宴の参加者達の、善意に頼りっきりのビジネスモデル」が、時代に合っていない
  • 挙式にかかる200万円~300万円以上のお金の大部分は、披露宴の参加者達が持ち寄る「ご祝儀(1人あたり3万円~10万円ぐらいが相場)」でまかなわれるのが通例
    • 参加者が支払うご祝儀は決して安くない金額であるうえに、
      結婚式自体が、新郎新婦と相当に親しい人物以外はそれほど楽しいものではない(ご祝儀代や休日を割かれることのせいで苦痛を覚える人もかなり多い)ため、結婚式に参加したくない人が多いのが実情

      • 上記の事情のせいで、「社会の多くの人達(新郎新婦も含む)に、結婚式自体が望まれていない」という状況が形成されてしまっている
        (今の世相に応じて、オンラインでの動画配信や、メッセージ・写真のネット配信などで結婚という行事を手軽に済ませて欲しい人が多い)

 

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