合計で10TBを超えるような、大容量のHDD・SSDを複数購入している人達の、
その大容量の主な使い道を解説します。
「大容量のHDD・SSDを複数使用している人達」の主な理由
1「動画のネット投稿」
- YouTubeのような動画投稿サイトで、動画を配信する趣味・仕事をしている場合、大容量ストレージはほぼ必須になる
- 「生の動画データを、投稿用に圧縮して書き出す場」「投稿した動画データを保存する場」のそれぞれが大容量である必要があるため
2「録画した動画の保存」
高画質で動画を録画している場合、とんでもなく容量を食う
- 4K解像度(フルハイビジョンの4倍の画素数)
- TSファイル(地上デジタル放送&BSデジタル放送の送信形式・ブルーレイディスクの記録形式であり、TV配信された高画質の動画を圧縮していないファイルのこと)
- 上記のリストのような画質・ファイル形式で、HDDレコーダーなどで動画を保存している場合、高画質であるぶん恐ろしいほど容量を食ってしまう
スポンサーリンク
3「大量の写真データの保存」
- デジカメ
- スマートフォン
- 写真撮影が趣味で、
上記のデバイスで最高画質で写真データを保存していたり、画質を優先して無圧縮で写真データを保存している場合、写真データの数が多くなると大容量ストレージが必須になる
- 写真撮影が趣味で、
4「NAS環境を構築している」
- NAS(Network Attached Storage、ネットワーク対応HDDのこと)を構築している場合、大容量のHDD・SSDが複数必要になる
- LAN(無線LANである場合がほとんど)で、屋外のような離れた場所からNAS内の「画像データ」「動画データ」「音楽データ」「文書データ」などにアクセスして読み書きするため、
それらのデータを格納できるNAS側の大容量ストレージが必須になる
- LAN(無線LANである場合がほとんど)で、屋外のような離れた場所からNAS内の「画像データ」「動画データ」「音楽データ」「文書データ」などにアクセスして読み書きするため、
スポンサーリンク
5「RAID環境を構築し、ストレージをミラーリングしている」
- RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)環境を構築している場合、
大事なデータが入っているHDD・SSDの中身を、別のHDD・SSDと同期(このことをミラーリングと呼ぶ)することができる- このRAID環境により、片方のHDD・SSDが故障してデータがロストしたとしても、ミラーリングしていたHDD・SSDの方から大事なデータを取り出すことができ、安全性が保たれる
- RAID環境は強力なバックアップ機能を得られることの代償として、ミラーリング用のストレージを購入して設置する必要があり、
仮に10TBの大容量ストレージをミラーリングするとしたら、10TB分のHDD・SSDを新たに購入しなくてはならない - 本記事の3「大量の写真データの保存」の項目に代表される、
「1点物のデータであるため、絶対に失いたくない」というタイプのデータを多数抱えている人達がRAID環境を構築し、大容量ストレージを複数購入している傾向がある
- RAID環境は強力なバックアップ機能を得られることの代償として、ミラーリング用のストレージを購入して設置する必要があり、
- このRAID環境により、片方のHDD・SSDが故障してデータがロストしたとしても、ミラーリングしていたHDD・SSDの方から大事なデータを取り出すことができ、安全性が保たれる
本ブログ推奨の、書籍や漫画の読み放題サービス
コメント