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カタバミ…強力な繁殖力と種を飛ばす性質がある迷惑な雑草

 

身近な雑草の一種「カタバミ」が極めて高い繁殖力をもっていることと、カタバミの駆除方法について調査したので分かったことを報告します。

 

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「カタバミ」という植物が有する、驚異の繁殖力

 

 

「地表では匍匐茎(ほふくけい)を活発に伸ばし、広範囲においしげる」

匍匐茎(ほふくけい)とは、地表を這って伸びるタイプの茎のことです。

カタバミは匍匐系を活発に伸ばし、そのことによって、短期間でカタバミ自身の周囲の土壌をカタバミの茎と葉で覆い、他の植物が生育できない独占的状況を獲得します。

数ある「繁殖力が強くてやっかいな植物」の中でも、カタバミの繁殖力は最大クラスです。

 

 

 

 

「物理的接触をトリガーとして、周囲に種を飛び散らせる」

  • カタバミの種は「弾力がある皮」で覆われていて、物理的接触(風でカタバミが揺れて、種を格納している実が他の葉へ接触するなど)を受けると、
    弾力がある皮がはじけ、その運動によってカタバミの種が四方へ飛び散る
  • カタバミの種は1m~1.5mほどの距離を飛び、落下先の地面で芽を出し、その土地を覆うカタバミがどんどん増えていく
  • さらに、種の表面にある粘液の効果で、人の衣服や動物の体に飛び散った種が付着し、人や動物の移動にともなって遠くの場所に種が落下し、発芽する場合もある
カタバミのタネが飛ぶ動画

 

 

 

 

「環境条件が悪い土地でも、問題無く増殖できる」

 

  • 半日陰(1日のうち、数時間しか日光が当たらない場所であり、植物が光合成をするのに不利な環境)でも、カタバミなら増殖できる
  • コンクリートの地面ばかりである都会でも、コンクリート間のすき間や、少量の土壌がある場所に根付き、どんどん増殖していく

 

 

 

 

「耕運機などでカタバミを裁断したとしても、そこから再生する」

畑に生えているカタバミが耕運機(土壌をすき起こすための機械)に巻き込まれて根がバラバラに裁断されたとしても、




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千切れた根の断片の1つ1つからカタバミが芽を出し、その土地でのカタバミの総数が増加します。

 

カタバミとシロツメクサ(四つ葉のシロツメクサを発見すると幸運になるという俗説があり、シロツメクサの別名がクローバー)はよく混同されますが、
カタバミは葉がハートの形をしており、シロツメクサは葉が円形をしており、カタバミとシロツメクサは別種の植物です。

 




カタバミは使い道がほとんど無い、ただの雑草

 

カタバミが食用に向かない理由

  1. カタバミはその植物体に「シュウ酸」「クエン酸」「酒石酸」を含み、すっぱい味がするため、人間の食用には向かない
  2. シュウ酸が含まれているせいで多量に摂取すると腎臓障害を起こし、そのせいでウシやヒツジなどの草食性の家畜の食糧にも不向き

 

たとえばホウレンソウは多量のシュウ酸を含んでおり、ホウレンソウを多量に食べると尿路結石などの病気で苦しむことになります。

カタバミもシュウ酸を含んでおり、食用に適さないため、カタバミはほぼ使い道がゼロの雑草であると言えます。

 




カタバミの駆除は非常に困難であり、特別な駆除法が必要

 

 

カタバミの駆除が極めて困難である理由

  1. カタバミは地下に大きな球根を形成しており、地上部のカタバミをむしり取っても、地下の球根を除去しないと地上部のカタバミの植物体が短期間で復活するから
  2. かなり地下深くまで根を伸ばし、根まで引き抜くには強い力を要し、抜く際に根が千切れて球根が地下に残ると、またカタバミが地上部に生えてくるから
  3. 手作業でカタバミを引き抜く過程で、物理的接触によってカタバミの種が周囲に飛び散ってしまうパターンが非常に多く、
    しばらくするとまた土壌から複数のカタバミが生えてくるから

 

 

 

カタバミの効果的な駆除方法

  • スコップで土を掘り返し、カタバミの球根を確実に除去する
  • カタバミが生えている場所に除草剤を撒き、その薬効で枯死させる

 

 

地上部のカタバミの植物体を根気よく引き抜き続けることも、カタバミを駆除するためのある程度の効果が見込めます。




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しかし、地下茎が生存している限りはまたカタバミが生えてくるため、

スコップを使って地下茎を除去するか、除草剤で地下茎ごと枯死させる、といった方法が確実です。

 

カタバミを除去する際には、




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カタバミの種子が詰まった実の部分(物理的接触によって、四方へ種子が飛び散り、種子が地面に根付くとまたカタバミが生えてくる)をビニール袋などで覆い、

覆った状態で実の部分をちぎり取ると、カタバミの種が周囲にまき散らずに済みます。

 



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