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コンテンツや商品が企業側の判断ミスでダメになる6つの原因

 

企業が提供している商品・サービス・コンテンツが、企業側の判断ミスや行動ミスのせいでダメになる原因について調査したので分かったことを報告します。

 

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そのコンテンツやサービスがダメになってしまう6つの原因

 

1「サービスの改悪を繰り返し、ユーザー達が嫌気を差す」

サービス改悪の例

  • サービスの利用料金が値上げされる
  • 商品が値上げされる
  • これまで無料利用できていたサービスが、ほとんどサービス内容が向上しないまま有料化する
  • コンテンツの合間に出てくる広告の時間の長さ・出現頻度が上がる
  • ポイントの還元率が悪化したり、還元制度そのものが廃止される
  • 表現規制が強くなり、ユーザーが投稿した動画やコメントが次々と運営側に削除されてしまう

業界内で「覇権を握った」と評価しても良いほどの支配的な地位に就いたため、他企業と競争する必要が無くなり、

「殿様商売(とのさましょうばい)」をし始めることが、そのサービス・コンテンツがダメになる大きな原因です。

殿様商売をし始めると消費者達からの評判が悪化し、だんだん人気が傾いていき、他の有力企業や有力コンテンツに覇権を奪われるという結末になりがちです。

 

 

 




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2.ユーザー達が求めるモノを提供せず「企業側が売りたいモノ」を優先してしまう

ユーザー達が求めるモノ:安さ・高性能や高品質であること・シンプルさ・ユーザー側の潜在的な希望願望を先読みして提供してくれること
ダメな企業側が売りたいモノ:「原価が安くて利益率が高いタイプの商品・サービス」を売りたい・これまでの販売価格を維持しつつ安売りしたくない

たとえば、日本の家電やPCパーツ(SSDやメモリーなど)が中国韓国のそれに近年負けっぱなしの理由は、

日本企業が「不要な機能をごてごてと付加することで商品に付加価値を生み出したと思い込み、販売価格を引き下げずに高価格を維持しようとしたから」

と各方面から指摘されています。

中国や韓国の企業は製品の性能を引き上げたり価格を安くすることを優先しているため、

「要らない機能ばかりで高いだけの日本製品」は勝ちようがありません。

 

 

 




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3「明らかに上位互換のサービスが台頭してきたのに、対策が後手後手に回る」

金銭的・人的な大資本をもつ大企業がそのサービスに参入してくると、

既存のサービスはいろいろな面で太刀打ちできず、敗退せざるを得なくなる場合が多くなります。

企業側が早め早めに対策をして、独自路線へとかじを切っていれば生き残れたのに、対応が遅れすぎたせいでもうどうにもならなくなる、という事態が多発しています。

上位互換のサービスが、既存のサービスよりも優れている例

  • そのサービスの宣伝にかける広告費
  • サービスの価格・質・内容
    • 既存のサービスよりも価格が安い
    • ユーザーサポートが丁寧
    • 取り扱っている商品数の多さ
    • たとえば動画配信サービスならば動画が高画質で、サーバーも非常に安定していて回線が速い
      など
  • 有名企業が提供しているという、ブランド効果による安心感・信頼感

 

 




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4「企業側の内部で深刻な問題が起こり、消費者達からの評判がいちじるしく悪化した」

深刻な問題の例

  • 企業の社長とその子どもとの間でお家騒動が起こり、企業が内部分裂を起こす
  • 大きな実績を残した者(ファンの消費者が大勢いる)を、不当な理由で解雇したり降板させる

現代では、ネット上のニュースサイトや、5chのまとめサイトなどを通して、企業内で起きたトラブルがネット全土へとまたたく間に拡散されます。

企業側の判断が明らかに悪手であったり、自業自得的なトラブルの場合は話題性が高いため、

たびたびまとめサイトで企業の動向ニュースが取り上げられ、その企業の評判がどんどん悪化していきます。

それを原因にして、企業の株価が下落したり、新発表の商品やサービスにもひどい悪評が付きまとうことになり、その企業そのものがダメになっていきます。

 

 

 

5「そのサービス・コンテンツが巨大化しすぎたことで『とがった部分』が失われた」

巨大化することで「とがった部分」が失われる理由

  • 利用者数が増えたことで、文化・人種・政治・LGBTのようなジェンダー問題に配慮せざるを得なくなり、過激な表現が禁止されるから
  • 企業側が「より多くの顧客・サービス利用者を獲得しよう」と欲を出し、「万人受け」するようにサービス・商品の特徴を変えてしまうから
  • 多くの人の目にさらされるようになったせいでクレーム数が増え、そのことにより、法的・倫理的にグレーゾーンだった部分(古参の利用者達にとってはその過激な部分こそが面白く、メリットが大きかった)が、
    自主規制によって禁止されるようになるから

そのサービス・コンテンツ・商品のコアな魅力がそぎ落とされ、無難なものに変えられてしまうと、

結果的にダメなものになってしまい、人気が下降することになりがちです。

 




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6「そのサービスやコンテンツに『悪の性質』が備わっている」

『悪の性質』の例

  • 他人を非難したり見下すことでウケを取る
  • 消費者を騙したりごまかすことで利益を得ようとする
  • 犯罪を助長しかねない内容や、過激なエロなど、風紀的な問題がある
  • あえてネット上で炎上を起こさせることで知名度アップや売上アップを狙う
  • 「ニート」「メンヘラ」「重度のオタク」「社会や国家が崩壊して欲しいと願っている人」のような癖がある人達ばかりを集客する内容

上記のような悪の性質が多かれ少なかれ備わっていて、法的・倫理的にグレーゾーンである商品やコンテンツは、

人々からの通報・利用者が危険人物ばかりなのでみんな近寄らなくなる・法律の改正でこれまではOKだったものがNGになるなどの原因でダメになってしまうことが非常に多いです。

 

 

 

本記事で解説している「サービスやコンテンツがダメになる原因」は、あくまで、提供側の判断ミスのせいでダメになる、という種類のものです。

上記の種類以外の、不可抗力によってダメになってしまうパターンも数多くあります。

不可抗力によってダメになってしまうパターン例

  • 時間経過で、社会での流行が過ぎ去ってしまった
  • 消費者達の需要が大きく変化し、その企業の提供しているサービスや商品が時代遅れになってしまう
    • 「国内の景気が悪化したことで、高級路線の高価格商品が売れなくなった」
    • 「映像作品の月額定額配信サービスが人気を博すようになったせいで、DVDやBlu-rayのレンタルビジネスが時代遅れ化」
      など
  • アイドルや歌手や芸能人が加齢によって魅力が失われてしまった

 

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