上級国民・良家や名家出身の人達にありがちなこと・あるある

行動全般が落ち着いていて、あせっていない。
ゆったりとしていて、余裕がある。

・ピアノ
・バイオリン
・バレエ（女性の場合）
これらを習っていることが非常に多い。
たまに「華道」「茶道」「日本舞踊」などの場合もある。

・家が大きい（近隣の住民達から尊敬されたり苦手意識を持たれている）
・家政婦のような使用人を雇っていることがある

お金持ちで権力が強く、余裕があるので、その影響で心も豊か。
他者を侮辱したりおとしいれることで精神的優位を得たい、
というゲスな願望が最初からゼロ、という人が多い。

家のインテリア（室内調度品）や、その人のファッションが、
今現在の世間の流行に左右されておらず、独自のスタイル（やや古風であることが多い）を貫いている。

「他人を見下さない」
「自分の家柄を、自慢しない」
これらは、子どもの頃からしっかりと両親にしつけられている。
マナーとしても大事だけれど、
それ以上に、
他者達からの嫉妬逆恨みを買わないための自己防衛の心得としての意味が大きい。

子どもの進学先が、
・音大
・芸大
こういう、就職面での実用性よりも、華やかなイメージを優先している場合がけっこうある。

地主の家系だったり、代々企業を経営していたり、
代々「医師」「官僚」「研究者（大学教授や、研究機関に勤務）」という家系の人が多い。

有名国立大とか有名私立大に、名家出身の人が多い。
大学の偏差値が高くなればなるほど、名家出身の比率が大きくなっていく傾向。
良い血筋のおかげで、生まれつき高知能で受験でも苦労知らず。

夏休みや冬休みのような長期休暇を利用して、
家族で海外旅行（ハワイが多い）をする。

・アイドル
・声優
・役者
こういう職に就いている若者の多くが、名家の出身。
遺伝的に優れていて頭が良かったり、ルックスが良いので、こういう華やかな職で活躍できる。

親の教育についての持論や、子どもの学歴のブランドを高めるために、
海外留学を勧められたり、ほぼ強制される場合が多い。

「趣味が音楽鑑賞」といっても、
一般人達がネットのサブスクサービスやYouTubeで聴くのに対して、
上級国民は楽団のクラシック音楽コンサートを生で鑑賞することを指す。しかも、子どもの頃から親に連れられてコンサートに行っている。

普通の家庭ではしない「お金の教育」を子どもにほどこすことが多い。
子どもに突然100万円くらいの大金をポンと与えて、その後の
・浪費する
・貯蓄する
・先行投資的な行為に使う
といったどの行為を取るかで、子どものお金についてのセンスを測る。

子どもの頃から、他者との会話の仕方・接し方をみっちりと教育される。
そのおかげで、話し方と言葉選びと立ち振る舞いが穏やかで品がある。

成金（投資やビジネスが当たって一代で富裕層になった）が持っておらず、そのせいで渇望しているものが「優れた家柄」だから、
名家の異性と結婚したくて言い寄ることがかなり多い。
でも、だいたいの場合で名家の両親が結婚を許さない。

「本家（おおもとになる家筋）」
「分家」、
という、一般人には縁の無い要素で、親戚同士の間に確執が存在する。

子どもの縁談について、
・相手の家系や家柄
・相手の家系で、代々、どのような実績を残してきたのか
が、婚姻において重視される。

家の長男・長女は、「将来、この家を継ぐにふさわしい人物」を目指してハードな教育がほどこされることが多い。
家に長い歴史があったりお金持ちの家系で優位にあるけれど、
人生の将来が親によって勝手に決められてしまう、独特の辛さがある。

・家を守る（名家の一員として、家を継いだり恥ずかしくない立派な人物として振る舞う）
・家を捨てる（名家に縛られることに嫌気がさして、絶縁覚悟で家を出て自立する）
このどちらにするかで、成人するまで相当に苦悩する。
良くも悪くも、自身の人生の多くの割合が「自分の生まれた名家」に占められている。