失われた30年を経た日本で、
令和時代の若者達の努力の価値観の種類を解説します。
令和時代の若者の、『努力』についての価値観
「今の時代に合わせた形の努力」をしているグループ
- 熟考に熟考を重ねて、「挑戦における、成功する目・勝ち筋」を見出す
- 勇気・決断力などを支えにして、「リスクを負った行動」を取る
- 上記の2つの項目を実行しているのが、本項目のグループ
- 本項目のグループは、「コツコツ真面目に努力し続けるだけでは、今の日本では日の目を見ないこと」「何かしらのリスクを負ったチャレンジ・バクチが必要であること」を冷静に受け入れている傾向がある
本項目のグループが続けている努力の具体例は、
・YouTuberやVTuberやアフィリエイトなどの、ネットコンテンツを使ったビジネス
・投資(米国株投資や仮想通貨のトレードなどが多い)
・パパ活のような、倫理的にグレーゾーンの営利活動
といったものが多いです。
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「旧来通りの、コツコツ型の努力」をしているグループ
- 社会人が、会社のような場において、地道・誠実に仕事に取り組んでいるのが本項目のグループ
- 本記事の「今の時代に合わせた形の努力」をしているグループと、
「努力は無意味」と、努力行為そのものと自身の人生を悲観するグループの、その2つの中間のような特徴を備えている - 本項目のグループは、目新しいことはせずにコツコツ真面目に努力しているだけであり、
そのせいで、一見すると奇抜に映る本記事の「今の時代に合わせた形の努力」をしているグループを小馬鹿にしやすい傾向がある
- 本記事の「今の時代に合わせた形の努力」をしているグループと、
「努力は無意味」と、努力行為そのものと自身の人生を悲観するグループ
- 親ガチャ(生まれてくる子どもにとっての、運次第での両親の善し悪しのこと)
- 自身が、生まれつきの良質な形質(ルックスや知性や特定分野の才能など)をもっているかどうか
- 日本という国のこれから先の、色々な意味での暗い展望
- 本項目の努力否定派グループは、上記のリストのような要素を根拠にして努力を否定していることが多い
現代の日本は「適切な努力」をするべき時代
今は「努力が報われない時代」なのではなく、『適切な努力をするべき時代』
「努力が報われない時代」と思い込んだ人達から順々に、堕落・破滅する時代
- よく考えずに「努力が報われない時代」と思い込んで、さらに、自分の出自・自分の才能などを言い訳にして、多くの人達が努力を放棄するという危険な時代になっている
- 本記事の「努力は無意味」と、努力行為そのものと自身の人生を悲観するグループが典型例であり、
「旧来通りの、コツコツ型の努力」をしているグループも状況が悪くなった場合にこちら側に転落しやすい
- 本記事の「努力は無意味」と、努力行為そのものと自身の人生を悲観するグループが典型例であり、
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努力が報われにくい時代であるため、「適切な努力」をするべき時代
- バブル崩壊後から約30年間も経済成長が停滞している日本は、「努力が報われにくい時代」と評価することが適切
- 「一般的な中小企業勤め」「平均的な公務員」では、ただ質素に生活するだけなら不自由しなくても、真綿で首を絞められるような苦しみを味わう可能性が極めて高い
- 「努力が報われにくい時代」では、
本記事の「今の時代に合わせた形の努力」をしているグループのようなリスクを負った挑戦をしないことには、社会の上の層へ移動することは不可能になりつつある状況
「真面目」「勤勉」「コツコツ」は、
それをやることは当たり前というただの前提条件にすぎず、
(真面目やコツコツはありふれすぎているのでもはや大した評価にはならないし、真面目やコツコツだけでは成功しないのはこの停滞の30年間ですでに実証済み)
『リスクを負った勝負をすること』が本当の努力であるという考え方が、令和時代の意欲ある若者の間で広まりつつあります。
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