日本社会を上手く生き抜くために役立つ処世術・重要なことわざについて調査したので分かったことを報告します。
日本社会を上手く世渡りするための、10の処世術
1「本音と建て前を、その場の状況に応じて上手く使い分けること」
- 相当に親しい人達を除いて、基本的に本音は話すべきではない
- 「正直者が馬鹿を見る」「雉(きじ)も鳴かずば撃たれまい」ということわざの通りの事態になりやすいから
- 「相手を立てたり相手を褒めて、自分に降り掛かりそうになるやっかいごとは多少の嘘をついてでも避ける」というやり方の建前を推奨
2「嫌な人・ダメな人からは、早め早めに離れる」
- すぐに嘘をついたり、すぐに約束を破る人
- 他者に説教することが大好きな人
- 他者を誹謗中傷することが大好きな人
- 社会常識を全然備えていない変人
- 不倫をしている人
- 軽犯罪を繰り返している人
- 自分とは考え方や感性が、どう頑張っても合わない人
- こちらのことを、ひどく嫌っている人
などが嫌な人・ダメな人の例
「自衛・自己都合を優先して、人間関係を取捨選択すること」は、処世術の基本です。
3「長いものには巻かれた方が良い」
- その場の権力者に気に入られようとすることや、時勢の流れに逆らわずに流れに沿うことは、極めて重要な処世術
- 「長い物には巻かれよ(目上の人や勢力のある人には争うより従っている方が得である)」を実行せずに、
流れに反した行為ばかりをしている人達は、そのほとんどが不幸になっている
- 「長い物には巻かれよ(目上の人や勢力のある人には争うより従っている方が得である)」を実行せずに、
4「他者への悪口・誹謗中傷の言葉は、極力口にしないようにする」
- 自分から他者への悪口を言うことは、極力避けるようにする
- 「口は災いの元」ということわざの通りの事態になりやすいから
- 「集団のみんなで、その場にいない人の悪口を言い合う状況」でも、自分はなるべく黙るようにする
5「他者との関係を、なるべく良好なものにするために努力をする」
- 「その人に、欠かさず挨拶をする」「その人が困っていたら、力を貸してあげる」「その人に、役に立つ物品や情報などをこちらから与える」などの行為によって、他者との関係を良好なものに維持していくべき
- 学校・職場・その他の場で、周りの人達との関係が良好である場合と悪い場合では、自身の課題の成功率が雲泥の差になるから
- 日本では「集団の和」「周りの人達との協調」が特に重要だという文化があるため、人間関係の改善と維持に相当の力を割くべきだから
- 最悪のパターンは、その場の人達とろくに交流しようとせずに関係を悪化させて、結果的に周りの人達に疎外されてしまう場合
「情けは人のためならず(情けを人にかけておけば、めぐりめぐって自分によい報いが来る)」ということわざは処世術において、多くの場合で真理です。
6「人付き合いは、腹六分目が適量」
- 相手の内情に踏み込みすぎると、相手から不快に思われることが多くなったり、こちらが相手に依存する原因になるので、踏み込みすぎるのはダメ
- 相手から離れすぎると、学校や職場で孤立して不利になる原因になるので、離れすぎてもダメ
- 「自身の本音・弱み・自慢のポイントなどは開示せずに、相手に愛想良く接したり、相手を必要に応じて助けてあげる」程度の関係性が、腹六分目の人間関係のめやす
- 「君子の交わりは淡きこと水の如し」ということわざが、この処世術の重要さを示している
7「危険そうな物事には、最初から近寄らないようにする」
- 明らかに道徳や倫理に反する物事であっても、その場の人達が見て見ぬふりをしているものである場合は、自分も下手に近寄らない方が賢明であり安全
- 「君子は危うきに近寄らず(君子は身を慎み守って危険を冒さずこれを避ける)」「触らぬ神に祟りなし」ということわざの意味に近い
- 「様々な人達の事情に配慮した結果、周りが見て見ぬふりをすることが最も被害が少ない」という結論に落ち着いて現在の状況に至っているため、
自身がその物事を騒ぎ立てると、様々な人達からの潰し行為によって悲惨なことになるから
8「常に、自衛を心がけて行動している」
- 「こちらをだまして、悪質な商品やサービスを売りつけようとしてくる悪徳業者」「こちらに、やっかいごとを不当に押しつけようとしてくる人」「こちらの利益や手がらを、横取りしようとする人」
などに対し、毅然とした対応を取ることができる- 「契約書類」「相手との会話を録音した音声」「相手とやりとりしたメールの記録」などをしっかりと確保し、その証拠を根拠にして、相手の犯罪行為を立証したり市の相談センターの職員に味方に付いてもらう
9「短気というものについて、厳重な警戒をする」
- 「相手の失礼な言動にキレて、暴力を振るったり中傷の言葉をわめく」ことをしてしまうと、それまでに何年間もかけて築いてきた大事なものが一瞬で崩壊することが珍しくない
- 「短気は損気」「短気は未練の元」「短気は身を亡ぼす腹切り刀」など、短気であることをいましめることわざが多い
- 短気であるせいですぐに物事を放棄してしまうと、大きな成果を残せなかったり人生で失敗続きになってしまう
- 「継続は力なり」「石の上にも三年」「塵も積もれば山となる」など、継続することの重要さを示すことわざが複数ある
10「自身の考え方・行動が、正義にも悪にもそのどちらにも片寄ってはいけない」
- 自身の考え方・行動が正義側に片寄りすぎると、
かたくなな態度を取るようになってしまい、本記事で解説している各種の処世術が実行できなくなってしまう - 自身の考え方・行動が悪側に片寄りすぎると、
他者や社会秩序を害する行動を取るようになってしまい、のちのち確実に、手痛い制裁を受けることになってしまう- 「中庸は徳の至れるものなり」など、やりすぎを避けてほどほどに行動すること・そのような立ち位置が最高の人徳であるとする格言・考え方が存在している
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