「他者達からの信用・信頼を得る人」と、信用・信頼を失う人の、それぞれの違いを解説します。
信用・信頼を得る人と、失う人の、主な違い
「約束・契約に対する行動」の違い
信用がある人は、約束・契約を常に守ろうとする
- 毎回、約束はきちんと守り、相手と交わした契約はきちんと履行する
- 仮に、能力不足・トラブルなどで約束を守れなかった場合は、「誠実な態度での謝罪」「他の何かで埋め合わせをする」など、相手がきちんと納得してくれる対応をする
- 本項目は他者からの信用・信頼を得るために、本記事の全項目の中で最も重要
信用が無い人は、約束を全然守らない・約束を守る頻度が安定しない
- 約束を破ることが多く、そのせいで、その人と約束を交わしても損害を受けることが非常に多い
- 「あの時は、約束を守った」「この時は、約束を破った」といった具合に、約束を守ったり破ったりするため、その人と約束を交わすこと・依頼をすることに不安がある
- 上記のリストのような事情から、みんながその人を信用しなくなる
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「義理堅さ（ぎりがたさ）」についての違い
信用がある人は、行動全般が義理堅い
- 裏切らない
- 相手を売る（自身の利益のために、相手を他者へ売り飛ばすこと）ようなことをしない
- 相手の秘密を知っていたとしても、それを口外しない・口が堅い
- 親しい人について、裏で陰口を叩くようなことをしない
- 他者を、むやみに悪く言ったりしない
- これらのような、義理堅さ（他人との交際上の義理をおろそかにしないこと）を備えている人は、他者達からの信用を得ることができる
信用が無い人は、軽薄な態度であり義理とは無縁
- 「容易に裏切る」「口が軽くて、簡単に秘密をバラす」「陰で悪口を言う」などをひんぱんに実行する
- このせいで、そもそも「その人を信用・信頼して、大事な用事を頼む」という事自体をされなくなる
「信用」「信頼」がある場合、どんなメリットがあるのか
他の人達から、あれこれと頼られるようになる
「個人的な交友関係」の場合
- 友人・知人に信用されているため、大事な用事を頼まれることが多くなる
- 信用に応えて依頼を完了させることで、
相手から有形無形の報酬（たとえば、コネクションという形で魅力的な場所・人へ紹介してもらえる）がもらえたり、良好な人間関係を維持していくことができる
- 信用に応えて依頼を完了させることで、
「ビジネス」の場合
- 複数ある選択肢の中で、自社を優先的に選んで仕事を依頼してもらえたり、商品・サービスを優先的に購入してもらえる
- 「以前に利用した時にしっかりとした商品・サービス・顧客対応だったから、次もこの会社に頼めば間違いない」
「世間でのこの会社の評判が良いから、自分もこの会社にしておこう」
と、一般消費者・他企業が判断するようになるから
- 「以前に利用した時にしっかりとした商品・サービス・顧客対応だったから、次もこの会社に頼めば間違いない」
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ビジネスの世界では、
・創業以来、一度も「詐欺まがいの商法」「意図的な契約不履行」などをしていない（過去に一度も無い、という事実が重要）
・大きなミスや不祥事などを起こしてしまった場合、多くの人達が納得する形での補償をしてきた
という過去の実績が、信用を築くうえで極めて重要です。
（信用を毀損する行為をしでかしたまま、そのことへの補償をろくにしない場合、業界内では即座に悪評が広まって企業の命取りになってしまう）
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