自分の力で稼いで暮らしていくことが求められる社会人が身につけておきたいコミュニケーション能力の種類について調査したので、分かったことを報告します。
相手へ「必要なこと」を的確に伝える
「必要なこと」を的確に伝えるために大事なこと
- 「問題を解決したり、より良い状態になることを目指すために、必要なこと・必要なもの」と「必要なこと・必要なものを手にするために、相手にやってほしいこと」の2点を、会話においてまず明確にする
- 無駄に言葉数を多くしないこと。会話の中で不要な言葉が増えれば増えるほど、本当に言いたいことが薄まっていってしまうから。
「相手の話の内容」を正確に理解する
「相手の話の内容」を正確に理解するうえで大事なこと
- 「話相手が何を求めていて、こちらに具体的に何をして欲しいのか?」を理解することに、会話において最大の力を割く
- 「話相手が求めていて、こちらに具体的にして欲しいこと」が複数ある場合は、理解の難易度がかなり上がるため、1つ1つの要求点について話の最後に必ず相手に確認を取り、相手の認識とこちらの認識の齟齬(そご)をきたさないように注意する
- 相手の言葉のニュアンスがよく理解できなくて「もしかしたら後でまずいことが起こるかも…」と嫌な予感・感覚がする部分については、多少話を長引かせてでも相手に確認を取って正確な理解をするようにする
- 会話が終了して相手と別れた後に「もしかしたら後でまずいことが起こるかも…」と気づいても遅すぎるので、会話進行中に自分の不安・不理解に気づいてそのことについて実際に発言できる、という能力を身につけることが必要となる
孤立ではなく、「協調」を目指す
協調を目指す方向で動いた方が良い理由
- 周囲と協調できれば、多くの人達の協力や賛同を得られるようになり、物事がスムーズに進むようになる
- 相当の実力者ならば孤立していてもある程度容認されるが、それでも「仕事ができるからって、傍若無人だよね」と悪評がつきやすく、「同程度の実力者でしかも協調性がある人」よりも立場が劣ったものになりやすい
社会人は、社内の同僚や上司や部下、顧客といった多くの人達と関わることになります。
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孤立・孤高を目指していても悪い結果をもたらす場合がほとんどなので、最初から協調する方向で行動した方がだんぜん有利です。
「周囲との良好な関係を維持し続けること」も「高度なコミュニケーション能力」の範疇に含まれます。
早め早めの報告を
ほとんどの場合で、問題発生時から時間が経てば経つほど、より問題がやっかいでややこしいことになります。
その理由は、
- 契約上の有効期限を過ぎてしまう
- 必要な書類や物品が遺失してしまう
- 問題に関わっている人達が時間経過で肝心なことを忘れてしまっていたり、行方知れずになってしまう
- ミスを内包したまま計画がどんどん進行し、後からミスが発覚すると計画の修正・やり直しで大きな手間と時間がかかる
といった事態が起きやすくなるからです。
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問題が起きたら、それを隠蔽したり報告するかぐずくずと迷うようなことはせず、すぐさま報告・連絡をすることが重要です。
問題発生時からあまり時間が経っていないようならば、余裕をもってミスを取り返すことができるという場合も多くなります。
また、最初から問題を起こさないようにこまめにチェック・連絡による確認をする習慣も必要になります。
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より高度なコミュニケーション能力を獲得するためのオプション
身だしなみに気を使う
髪は整髪剤で整え、男性ならばひげをちゃんと剃り、女性ならばお化粧を忘れずに。
服装もTPOをわきまえたものを選びましょう。少々値の張る衣服だと、より印象が良くなります。
見た目が良くなるだけで、話相手から好印象を抱かれるようになるので、小手先のコミュニケーション技術よりもよほど大きな効果があります。
滑舌を改善する
滑舌に問題が無い人がいる一方、言葉をすらすらと話せず滑舌に問題を抱えている人も少なからず存在します。
発声が聞き取りやすいか、どもったりつっかえていないかは、話相手からの印象を少なからず左右します。
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本を音読する習慣を取り入れて発声の練習をしたり、発声用のカルチャースクールなどを利用するのをおすすめします。
「笑顔」「お礼」「相手を賞賛すること」などを会話時に実行する
相手の気分を良くし、相手が自分へ抱く印象を良くするために、ぜひ「笑顔」「お礼」「相手を賞賛すること」などを会話の中で実行しましょう。
これら意外にも印象を良くするための行為は色々とあるので、自分にできそうなものを模索していきましょう。
学生と社会人は必要なコミュニケーション能力がそれぞれ違う
- 自分から他人に話しかけることができること
- その場を楽しくさせるような、明るい振る舞い
- 挨拶やお礼や謝罪がきちんとできること
- 質問にちゃんと受け答えできること
- 問題解決というゴールに向けて、建設的な話し合いを進められること
- 笑顔や服装や語調によって「親しみやすい人間」であることを演出&アピール
- 自分の要望を通してもらうために、自分から進んで主張すること
- 不当な扱いや犯罪行為に屈しないように、自分を守るために自分を弁護すること
- 話相手と利害が食い違っている場合は、相手の要求と自分の要求の間の「妥当な落としどころ」を取り決めて問題を解決できること
- 話相手や集団の中で、なるべく波風を立てないように配慮して行動すること
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