有名な性格診断テスト・エニアグラムで、成功と名声を追い求める性格型「タイプ3」の特徴と適職について調査したので分かったことを報告します。
エニアグラムの「タイプ3」の特徴
- 成功志向
- 向上心が強い
- 競争心が強い
- 自信がある性格をしている
- 物事が「効率的」に進むことを好む
- 現状維持や裏方でサポートするような地味な仕事は強く嫌う
- 「集団のなかのみんなから自分を認めてもらうこと」「社会的地位」を強く求める
- 自分が成功していないことを強く恐れる
- 自分よりも優秀で、自分よりも成功に近い人と比較することを避けようとする
- エニアグラムではタイプ3は『達成者』『成功を追い求める人』などと命名されている
- 課題の成功率・達成率が高い
- 行動力が優れている
- 目標達成のために精力的に働き続けることができる
- 過労への耐性が高い
- リーダーシップがある
- 目標達成に向けて、仲間達を情熱的な言葉によって奮起させることができる
- 虚栄心がやや強く、自身が「成功していない」と他者から見られることを過度に恐れる
- 他者から成功していると見られることを優先するあまり、物事の優先順位を間違うことがある
- 自身が成功しているように飾り立てたり嘘をつくことがある
- 失敗することを恐れすぎている
- ステータス志向が強すぎるせいで、自身が本当に望んでいるものに気付きにくい
- 自身の成功や栄誉のために他者を道具のように利用することがある
- 自尊心が高すぎる場合が多く、他者のアドバイスを聞き入れないことがある
- 他者を見下すような、ごう慢で横柄な態度を取るようになる
- 自身を拒絶した者や、自身の要望に従おうとしない者に攻撃するようになる
- 周囲に対して成功者のふりをするが、内面では空虚さと自己嫌悪で辛い状態になる
- 日頃のオーバーワークがたたってストレス過多になり、他者に攻撃的な態度を取りやすくなる
エニアグラムの性格診断サイト
「人間の性格の本質は、全9種類である」とする、有名な性格診断テストです。
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1950年代なかばに現在のエニアグラムの図形と性格分類の概念が完成し、現代では多くの大企業で社員の研修用にエニアグラム性格診断が利用されています。
タイプ3の中の、「3w2」と「3w4」の2種類
「3w2(タイプ3かつウィングが2『献身家』)」の特徴
3w2は「魅了する人」と名付けられています。
- タイプ3のなかで、より成功志向が強いタイプ
- 上質な人間関係の獲得と維持に力を入れている
- 自己顕示欲が強く、外見を整えて他者と接する
などが3w2の主要な特徴
「3w4(タイプ3かつウィングが4『芸術家』)」の特徴
3w4は「プロフェッショナル」と名付けられています。
- タイプ3のなかで、仕事における有能さを追求するタイプ
- 人間関係はドライであり、あまり深く関わり合おうとしない
- 勤勉な努力家であり、真面目な態度
などが3w4の主要な特徴
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「エニアグラム」という性格診断では、
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『自分が該当するタイプに、両隣のどちらかのタイプの特徴が混ぜ合わさっている』という性格の解釈をしています。
したがって、タイプ3には、
2『献身家』の影響を強く受けているタイプ3である「3w2」と、
4『芸術者』の影響を強く受けているタイプ3である「3w4」の、
2種類が存在しています。
タイプ3と、MBTIの16種類の性格型の中で似ているもの
「TypologyCentral」という海外の交流サイトでの性格診断結果を一覧表にしたグラフ↓によると、
エニアグラムのタイプ3と特に類似しているMBTIの性格型は、
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「ESTJ」「ENTJ」
の2つです。
どちらの性格型も非常に仕事ができるタイプで、集団のリーダーや企業経営者や管理職への適性が高いことが特徴的です。
当ブログにはこれらのMBTI性格型の解説ページがあるので、タイプ3への理解をより深めるために、ぜひご覧下さい。↓
「エニアグラム」と「MBTI」の違い
エジプト神話をルーツとして、色々な宗教や文化の影響を受けて、現在の分類形式になった。
精神医学者・ユングが提唱した「タイプ論」をさらに発展させたものがMBTI。
性格診断テストとして人々に利用される頻度や世間での知名度は、MBTIの方が上です。
適職についての情報は、エニアグラムよりもMBTIの方が充実しています。
まずMBTIで性格診断を行い、次にエニアグラムの診断結果で自身の性格の特徴や適職の情報を補完する、というやり方を推奨します。
「タイプ3」と、エニアグラムの他のタイプの関係
タイプ3が成長して、次の段階へ進める場合
「タイプ6(『堅実家』)」の性格的特徴を持つようになっていきます。
- 物事の判断が慎重であり、安全志向
- 仲間のサポートを得たいし、それと同時に仲間を支援したい
- 2つの選択肢を前にすると、優柔不断になってしまうことが多い
タイプ3が退行して、前の段階へ戻ってしまう場合
「タイプ9(『調停者』)」の性格的特徴を持つようになっていきます。
- 安定的で穏やかな精神状態を保っている
- 他者に安心感を抱かせる態度であり、他者の争いを仲裁しようとする
- 平和や調和を求める
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エニアグラムという性格診断では、
そのタイプが成長する場合は、図中のそのタイプから矢印が向かっているタイプの特徴を自身へ取り込むことで成長できる、という解釈をしています。
そのタイプが退行する場合は、図中のそのタイプへ矢印が向かっているタイプの特徴を帯びるようになる、という解釈をしています。
タイプ3は、タイプ6とタイプ9を除く他の性格型よりも、タイプ3へ向かっている矢印・タイプ3から出ている矢印の数が少ないことが特徴的です。
このことは、タイプ3という性格型がもともと完成していて、他の性格型を見習う必要性が低いことを意味しています。
「タイプ3」の適職
- 自身の能力次第で、高報酬や社会的ステータスを得られる職種
- 「営業職」「外資系企業の社員」「銀行員」「医師」「弁護士」「企業経営者」「個人事業主」「国家公務員」など
- 他者を教育したり勇気づけることができる職種
- 「教師」「塾講師」「カウンセラー」など
- 自分の頑張り次第で、目に見えて成果が上がる
- 自分の頑張りに応じて、報酬額や地位が上がっていく
- その仕事に社会的ステータスが備わっていて、周囲の人達から尊敬されたり羨ましがられる
- 前例をただただ踏襲する仕事や、ひたすらルーチンワークを続ける仕事ではないもの
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エニアグラム性格診断と合わせて診断すると、より自身の強みと適性をはっきりさせることができるようになります。
本ブログでの、エニアグラム・タイプ3の適職・趣味の適性を解説した記事↓も合わせてご覧ください。
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