高い学歴をもつ人達の中で、受験勉強というレールが無くなったせいでどうして良いか分からなくなったり、「自分は高学歴である」という肥大化したプライドのせいで、高学歴無職になってしまっている人達の事情について調査しました。
高学歴がレールから外れて危機に陥るきっかけ3パターン
1.やりたいことが分からない
自己分析・業界分析を続けても、自分のやりたいことが分からず、行きたい業界が見つからない。就職活動をほとんどせずに、内定の無い状態で大学を卒業したパターン。
以前までは親・教師・塾講師の指示の通りに勉強しているだけで良かったのに、就職活動から急にレールが消えてしまったせいで、どう動けば良いのかが分からなくなってしまった。
2.入社した会社で潰された
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それまで順風満帆な人生を送り、有名大学を卒業し、大企業・優良企業に入社できても、上司に叱責されてプライドが傷つけられた・仕事が失敗続きで人生初の挫折で心が折られた・「高学歴のくせに使えない」と陰口を叩かれているのに気づいた、などの理由で、会社を辞めてレールから外れてしまったパターン。
その後は、実家へ帰って、フリーター・無職状態でいることが多い。
3.学歴を高めすぎて、まっとうな人生を送れなくなった
学部の先の、修士課程・博士課程まで進んでしまって、高学歴になりすぎてしまったパターン。特に、文系が危険。
企業に就職しようとしても、博士号を持っている求職者は「賃金が高い・実務経験が無い・プライドが高い・年を食いすぎている」などの理由で、企業側が採用を敬遠する。
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もはや学校というレールは失われ、企業就職の道も難しくなり、フリーターやポスドク(任期付きの契約研究員)・非常勤講師として、低収入状態で生きて行かざるを得なくなる。
就活に失敗し、難関資格に挑戦してさらにどつぼにはまる
企業就職のレールから外れてしまった高学歴達が、おちいりやすい失敗パターンが「資格取得のための勉強」です。
それと似たものに、「公務員試験への挑戦」「医学部医学科の再受験」「難関大学の再受験」といったものがあります。
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- 自宅にこもって、「得意な勉強」をしているだけで良いので安心感がある
- 面倒で、しかも不安を伴う「就職活動」を先送りできる
- 勉強をして知識を蓄えていくと「成長しているような達成感」があって安心できる
このような理由から、資格勉強へ走ってしまう有名大学卒が大勢います。
企業側が重視しているのは「実務経験○年」という実績であって、「資格の有無」は実務経験ほど評価されません。
就職活動で大した効果が無い「資格」を取ろうとして、経歴上の空白期間をどんどん拡張してゆき、状況をどんどん悪化させるのは、どう考えてもデメリットの方がメリットを上回っているといえます。
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ネット上にあふれる、高学歴無職達の嘆きの声
彼らは時間をかけてあらゆる入試問題の解き方を覚えることだけをして、自分で考えることをしない。
ただ覚えるだけ。有名大学を卒業して、誰も次の指示を与えてくれないと、どうにもならない状況へ追い込まれる。
新卒カードを無駄にすると、学歴は無意味に近くなる。
何らかの理由で社会のレールから外れてしまったら、そのまま潰れてしまうことが多い。
有名大学卒→何年も司法試験浪人を続ける→廃人化、ってパターンはよくあった。
学歴さえあればどうとでもなる、って考えは甘すぎる。
しかも、周りは自分と同じくらいにできる人ばかり。
激務と出世レースに耐えきれずにうつ病で潰れていく高学歴は後を絶たない。
その期待に応えられなかったら「意外と大したことないんだね」と馬鹿にされる。
結果、メンタルがやられて仕事を辞める。
就職せずにニート化とか、学歴コンプレックスをこじらせてメンヘラ化って人は普通にいる。
高学歴でもレールから外れたら転落人生が始まるよ。
受験か就職か、そのどちらかでつまづけば、そりゃ自/殺もしまくりですわ。
「頭が良い」「要領が良い」「勉強ができる」の3つはそれぞれ別々の能力だからね?
「勉強ができる」人が、「頭が良い」能力や「要領が良い」能力をもっているとは限らない。
「解けば答えが出るように設定された問題」とだけ向き合っていれば良いって環境は激甘だし、
その環境に浸り続けた人が、社会でいっぱしに稼いでいけるかは疑問が残る。
その頃から何年も覚え込まされるのは、
「限られた時間の中で、いかに素早く正確に問題を解き続けるかのテクニック」のみ。
これはただの受験テクニックで、「人生を生きるための思考力」とはまったく関係無い。
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