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不思議の国のアリス…少女性の象徴のアリスが魅力の児童文学

 

少女の「アリス」が時計を持ったウサギを追いかけて穴に飛び込み、そこで数々の不思議体験をする、という有名な児童文学の「不思議の国のアリス」。

そのストーリーの面白さ、意味深な展開もさることながら、今日では「不思議の国のアリス」は少女性の象徴として、ファッション・イラスト・漫画内のテーマの1種として繰り返し利用されます。

不思議の国のアリスの魅力をお伝えします。

 

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「不思議の国のアリス」のストーリー

 

ストーリーの流れ

  • アリスが、姉といっしょに川のほとりの土手に座っている↓
  • 懐中時計を持ってしゃべるウサギが走り去るのを見つけ、アリスが後を追い、ウサギが入ったウサギ穴へ飛び込む↓
  • 穴から落ちた先で「私を飲んで」と書かれた瓶の飲み物を飲むと身体が小さく縮んだ。
    ケーキを見つけて食べると、今度は身体が大きくなった↓
  • 悲しくなったアリスが泣いていると、涙が貯まって池になる。また小さくなってしまったアリスは池に落ちてしまう↓
  • ドードー達と出会ってコーカスレースという競争をしたり、ブタになってしまう赤ちゃんと出会う↓
  • アリスが森を歩いていると、口が大きなチェシャ猫と出会い、道案内をされる↓
  • 案内された先のお茶会に招かれるが、それはずっと終わらないお茶会だったのでアリスはそこを立ち去る↓
  • 華やかな庭園へとたどり着く。
    赤いバラを植えるように命じられたのに間違って白いバラを植えてしまったトランプの兵隊達が、必死に白いバラをペンキで赤く塗っていた↓
  • 女王がやってきて、アリスとクロケーをする。ボールは生きたハリネズミで、ボールを打つ棒は生きたフラミンゴだった↓
  • クロケーを終えたアリスはグリフォンと出会い、いっしょに法廷へ行く。
    「女王が1日がかりで作ったパイを盗んだのは誰なのか」という内容の裁判だった。アリスが陪審員の質問にあれこれ答えていると、それまで小さかったアリスの身体がどんどん大きくなっていった↓
  • 怒った女王が「クビをはねなさい!」とトランプの兵隊達に命じるものの、トランプはただのトランプなので、大きなアリスにはまったくかなわなかった↓
  • 気がつくと今いる場所は川の土手で、アリスは姉のひざまくらで見ていた夢から覚めていた(終わり)

 

 

 

予備知識:「不思議の国のアリス」とは

 

1865年に刊行された、イギリスの数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン(筆名は「ルイス・キャロル」)が書いた児童小説。1871年には続編の「鏡の国のアリス」が発表されている。




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筆者の本業は数学者なので、「不思議の国のアリス」には数理論理学のモチーフが多々含まれているとされている。

現代では、本作の主人公・アリスは少女の象徴的存在とされていて、色々な創作物にテーマとして使用されている。

 




現代では少女の象徴と代名詞とされる「アリス」

 

「不思議の国のアリス」のアリスの容姿

  • 髪は金色
  • 瞳の色は青色
  • 青色のワンピースの上に白いエプロンドレスを着ている
  • 頭に黒色もしくは青色のリボンをつけている
  • 白または縞模様のニーソックスを履いている
  • 黒い靴をはいている

「不思議の国のアリス」を漫画やアニメのようにビジュアル化した場合、アリスは上記のような容姿の少女になることが伝統的。

 

 

 

アリスのモデルとなった実在の女の子「アリス・リデル」

  • 名前は「アリス・プレザンス・リデル」(Alice Pleasance Liddell, 1852年5月4日 – 1934年11月16日)
  • 物語のアリスの容姿と異なり、アリス・リデルは黒髪でショートボブの髪型だった
  • アリス・リデルはイギリスの上流階級に生まれた子女で、オックスフォード大学の学寮クライスト・チャーチにアリスが住んでいる際、
    同じ学寮に籍を置く数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン(ペンネームはルイス・キャロル)と知り合う
  • 「不思議の国のアリス」は、キャロルが気に入っていたアリスに、ピクニックの際に即興で作って聞かせてあげたお話が元になっていて、後にその話を書籍化して出版したもの

 

現代の各種創作分野に多大な影響力をもつ「アリス」

 




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ファッションの世界では、「アリススタイル」というジャンルが確立しています。

不思議の国のアリスのアリス的な服装を追及するアリススタイルでは「水色のワンピース」「白いエプロンドレス」「頭に黒いリボン」といった基本に加え、「時計」「ウサギ」「猫」といった物語にちなんだアクセサリーを身につけます。

 

ファッションのみならず、小説・漫画・映画・ゲーム・イラスト・バレエ・オペラといった広範な創作分野で、「アリス」や「物語中に登場するチェシャ猫やトランプの兵隊」といった要素がひんぱんに使われます。

 

 

 




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引用例として漫画ローゼンメイデンの中での「究極の少女人形・アリス」

 

「アリス」とは、お父様の中だけに生きる少女 夢の少女
どんな花よりも気高くて どんな宝石よりも無垢で 一点の穢れも無い
世界中のどんな少女でも適わない程の、至高の美しさを持った少女
その「アリス」を追い求めて、形にしようとしたのが、私達ローゼンメイデンのドールズよ・・・
でも、一体作り、二体作り、何体作ってもダメだった・・・
私達は、誰も「アリス」に届かなかった。
だけど、アリスゲームに勝って、全てのローザミスティカを集めれば、「アリス」になることが出来る・・・

 

 

 

 

漫画「ローゼンメイデン」の中で語られる「アリス」という人形は、上記のように「どんな花よりも気高く、どんな宝石よりも無垢で、一点の穢れも無い、至高の美しさを持った究極の少女」とされている。

漫画「ローゼンメイデン」には、ウサギの姿をしたキャラクターや、アリスの名を冠した人形の存在など、不思議の国のアリスを題材にしたものが多数登場する。

 

最近のアリス本なら角川つばさ文庫版がおすすめ

 

一見するとライトノベルのようですが、不思議の国のアリス原書をこの本のためにわざわざ新しく、現代の子ども達が読みやすいように配慮して翻訳し直し、可愛いアリスのイラストがそこかしこにあふれている、非常に気合いの入った作り。

 

 

 

 

アリスファンで、挿絵のイラストレーターのOKAMAのファンでもあるブログ管理人は、もちろん2冊とも所持。宝石箱をひっくり返したかのような意匠の本で、ページをめくるのが楽しいです。

 

 




おまけ:超朗報…アメリカ発のアリス本が超絶萌え化!

 

アメリカで2014年8月19日から発売された「不思議の国のアリス」の絵が非常に可愛いと世界各国で注目を集めました。

320ページのうち挿絵が100ページ程と、豪華な仕様のアリス本です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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