スマートフォンの利用が生活に及ぼしている、4つの悪影響を解説します。
問題点1「スマホ依存症」
- 食事中・勉強中・他人との会話中でもスマホをのぞき込む
- お風呂やトイレのような場所にさえスマホを持ち込む
- 症状が酷くなると、車の運転中でさえもスマホをいじる
- 1日に5時間以上もスマホを操作している
- スマホを自宅へ置き忘れたり、スマホの持ち込みが不可能のような状況で、不安になってそわそわし出す
- 外出先で電池が切れてしまったり、電波が届かない場所にいると、イライラして落ち着かなくなる
スマートホンがそばにないと不安になり、スマホを片時も手放せなくなり、スマホに束縛されている症状を指します。
スマホ依存症の結果、次のような実害が発生します。
- 疲れ目からの視力低下
- スマホの画面から発せられるブルーライトのせいで不眠症になる
- 同じ姿勢でスマホを長時間操作し続けることで、肩こり・頭痛・血行不良が起こる
- 「スマホ指」と呼ばれる形状へ、小指がゆがんでしまう
問題点2「スマホに集中力を根こそぎ奪われる」
北海道大学の河原純一郎准教授らが、2017年1月に「スマートホンがそばにあると、ただそれだけで人間の集中力が低下する」という研究結果を発表した。
- 実験の方法は、PCモニターのそばに「スマートホンを置いた場合」と「スマートホンと同サイズの紙のメモ帳を置いた場合」の2パターンで、
PCモニターに表示された文字列から特定の文字を探す作業をさせ、探し出すまでにかかった時間に2つのパターンで差があるかを確認した - 実験の結果、メモ帳を置いたパターンよりも、スマートホンを置いたパターンの方が余計に作業に時間がかかることが判った
- 以上の実験から、「スマートホンは、ただそばにあるだけで作業効率を低下させる」
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スマートホンがただそばにあるだけで集中力が低下する、という実験結果の報告があります。
手元にあるスマートホンは、LINEやメールの「通知」を筆頭にして、ありとあらゆる通知によってこちらの集中力を奪ってきます。
お気に入り登録したサイトの更新通知や、遊んでいるソーシャルゲームのゲリライベント開催の通知…それらにいちいち反応してスマホを手に取っていては、本当に大事な仕事や勉強に集中できなくなってしまいます。
問題点3「スマホ上での繋がりが現実の人間関係を浸食する」
- クラスメイト同士・職場の同僚同士で、SNSでつながり合うせいで、
自身のプライベートをみんなに監視されることになって、気が休まらない - 自身が何かヘマをしたら、それがSNSを介して、現実の人間関係にあっという間に知れ渡る。
そのせいで小さな失敗も許されない息苦しい人生を強制される。 - SNS映えする食事・行動を優先するあまり、「SNSのための行動」が生活の中心になってしまう
- LINEやメールの返信が遅れると「愛想の悪い奴」と友達にレッテルを貼られかねないので、常にスマホを監視して即返信をしないといけない
スマホを使ったSNSや、メール・LINE・電話は、現実世界の人間関係と強くリンクしているので、今やネットは「現実世界から逃げて息抜きをする場所」とは言えない状況です。
スマホを使った、SNS・連絡のレスポンスの早さ、「自分は恵まれていて幸福だ」というアピール行為ばかりに気を取られるせいで、生活がスマホ中心となってしまい、いろいろな事に集中できないという弊害が起こります。
問題点4「長時間スマホをいじっている割には大したことをしていない」
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- ソーシャルゲームで遊ぶ
- SNSのタイムラインをみているだけ。
みんな、けっこうな頻度でつぶやくので、タイムラインがけっこうな早さで流れていく。 - 2chのまとめ系サイトを見る
- YouTubeやニコニコ動画みたいな動画サイトで動画を見て回る
- 漫画アプリで漫画を読む
- 無料のネット小説を読む
- スマホで音楽を聴く
- Instagramで、海外の風景や食事の写真を見る
- フォトフォルダの整理・鑑賞
「暇つぶし」目的と思われる行為ばかりで、スマホを使って建設的な行為(勉強のためにそれ専用のアプリを使用したり、ビジネスのための下調べなどの行為)をしている人はあまりいないようです。
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