恋愛・就活・進学といった多くの人が立ち向かう場面から、起業や商品開発といった多くのリスクを負って勝負する局面まで、
人生のあらゆる勝負事に適用できる、勝敗を左右する主要な要因の解説です。
「勝つ」ことに寄与する重要要素
早い者勝ち
早く動けば、それだけ他人よりも優位に立てるという局面は人生で多い。その分野での先駆者は、のちのち第一人者として上位に君臨する事が多々。行動が遅い者は、誰も選ばなかったような余り物しか残されていない。
武道や創作の分野でも、「巧遅は拙速にしかず(出来が良くても遅いのは、出来が悪くても早いには及ばない)」という言葉が使われることは多い。
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結局は「基礎力」がものをいう
「結局、能力のある人が勝ってしまう」という社会の定説は、分析すると、「学力・経済力・体力・知力・才能・容姿…といった基礎スペックが優れた人が勝つ」というのが正確。
常勝するために、勝ちたい分野に必要な種類の基礎能力をひたすら鍛え続けるというのは、シンプルにして極めて有効な行動だ。
運によって勝敗がくつがえるという現象は、両者の能力が拮抗していて「どっちが勝ってもおかしくない」という状況にしか起こらず、たいていは基礎力が大幅に上回っている方が勝つべくして勝っている。
本項目を別の視点から見てみると、「基礎スペックが低いのに、何か上手い手・秘密のやり方で、強い人達に一発逆転勝利したい!」という考えはあまりに現実性に欠けると言っていい。
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「最低の状態」がどのくらいかが意外と大事
多くの人達が最高時の状態を引き上げる事ばかりに執心しがちだが、まぐれの幸運や助力に恵まれれば最大瞬間風速を大きくするのはけっこう簡単。持続性が無い一瞬だけの輝きなど、実力からはほど遠い。
問題はその人・そのモノの「最低の状態」がどれくらい良いかということ。その物事を継続していく前提の場合、「最低の状態」に追い込まれても致命傷にはならないという条件が不可欠なので「最低の状態」がどれくらいマシかが重要ということになる。
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「最低の状態」の善し悪しは、そのモノの地力を計るうえで役に立つ。たとえば、寝起き直後で寝ぼけ顔・ノーメイク・髪の毛ぼさぼさの「最低の状態」の女の子でも、かなりかわいいという人は地力が高い。
「最低の状態」が安全・マシ・上々な仕事や状況や場所や能力ほど、安定していて良いと見なすことができる。
逃げるが勝ち
状況が劣勢になった場合、踏みとどまって損害を拡大させ続けるよりも、いかに素早く戦線離脱できるかが勝負となる。融通が利かずに生真面目な人ほど地獄から逃げずに、壊滅的にやられる。
特に、「再起するために必要なモノ」をいかに傷つけることなく脱出できるかが鍵。お金や体や、命まで失ってしまったら再起しようがない。
本当に勝つことにこだわる人なら、今の窮地からはいったん逃げて体勢を整えてから次に勝つことを考える。
「敵が嫌がること」を徹頭徹尾やり続けるのが勝利の神髄
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相手に勝つということは、すなわち、相手を負かすということ。負けるというのは嫌なことだから、勝つ=相手が負ける=相手を嫌な状態にさせる、ということ。
相手と戦うにあたって、正々堂々戦う、防戦に徹する、付かず離れず手の内をさぐるなどなど選択肢はたくさんあるが、勝つためにもっとも効果的かつ攻撃的な選択肢は「敵が嫌がること」をひたすら繰り返すこと。
数ある選択肢の中から、もっとも有効な選択肢を迷わずピンポイントで実行しつづける事は、あなたの勝率を最大にまで高める。
勝負において、自分がされて嫌なことは何か?得意技へもっていくルートを封殺される、逃げ道を封じられる、優位な状況や場所を先に奪われる、重要な情報を勘違いさせられる……あれこれ考えつく。敵に勝つために、それを徹頭徹尾ひたすら実行せよ。
「負ける」ことにつながる重要要素
失敗の三大原因は「慢心」「思い込み」「情報不足」
人気塾講師・林修先生が歴史上の出来事から悟った真理。
大地震や大津波のような予測不能で破壊規模が大きすぎる天災を除き、「避けようと思えば避けられる災厄なのにうっかり被害を受けてしまうこと」は、慢心・思い込み・情報不足のいずれかの原因で説明がつく。
そして、この三種類の中では「情報不足」がもっとも影響力が大きい。挑戦対象の情報を常に集め続ければ、敗因は次々とつぶしていける。
勝つために応用することも可能。相手に、自分を弱く見せて「慢心」させ、こいつはこういうやつだと「思い込み」に陥らせ、こちらの手の内・本心を隠して「情報不足」の状態にさせると、「不意打ち」が簡単に成立する。
感情におぼれることは負けフラグ
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感情に流されてしまうと、判断力がいちじるしく低下し、平常時ではとうていやらないような悪手を連打してしまう。
よって激昂したり号泣したりする人はいよいよ負けの時が近い。
「いったん○○○したら負け」という行動をとる
この項目は主に、感情に負けることで発動する悪手。いったんその世界へと足を踏み入れてしまったが最後、バッドエンドへ向かう道しか残されていない。
たとえば、人道主義にのぼせて他国の難民・移民を大量に受け入れた国々は、のきなみ「受け入れなければ良かった…」と後悔する世論ばかり。受け入れ後はその国の社会保障費を食いつぶし、しかも「いったん受け入れたくせに、俺たちに出て行けっていうのか!?」と主張するので、以後はなしくずし的に難民・移民に国の文化と経済が侵略される。
いったん引き受けたらもう後戻りできない行動・やっかいごとというのはけっこう多い。
「勝つ」にも「負ける」にも両方も適用できる重要要素
多勢に無勢
手札が圧倒的に多ければ、ただそれだけで他人が追いつけない場所へと立つことができる。
そして、圧倒的多数の人達から攻撃を受けるような「数の暴力」には個人は為す術がない。
勝つことは奪って得ること、負けることは奪われて失うこと
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勝負事から日々の簡単な遊び、経済界の現象まで、すべての勝ち負けに通じる根本的原理。敵と取り合いになるモノはお金・権利・プライド・時間などさまざま。
仮に何かを得たかったら、とにかく勝負の場に立って勝たないと得られない、ということになる。待っているだけ・願っているだけでは何一つ得られないので時間の無駄。
あなたが勝負の場に立った時、相手はあなたから奪おうと攻めてくる。迎え撃って勝てば何かを奪えるし、負ければ奪われる。
この事実をはっきり認識できると、より勝負に真剣に、真摯になれる。
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