人気が高くて各方面で利用されている性格診断・エニアグラムで、
「タイプ7」という楽しさ・人との交流を追求している外向的なタイプの特徴と適職について調査したので分かったことを報告します。
エニアグラムの「タイプ7」の特徴
- 「人生を楽しく過ごしたい」という欲求が非常に強い
- 刺激的なことや冒険を常に探している
- 「生きること」「人生」などについて前向きで肯定的な考え方をもつ
- 楽天的
- 外向的な性格であり、社交的な態度を取る
- ほがらかで、ざっくばらんな性格をしている
- 明るくて陽気な雰囲気
- 冒険心が強い
- 挑戦心が強い
- 「苦しいこと」「辛いこと」などが大嫌いで、それらをなるべく回避するように行動する
- 「束縛されること」「自由を奪われること」が大嫌い
- タイプ7の根源的恐れ(そのタイプが無意識に最も恐れていること)は、「自由を奪われたり、痛みを覚えること」
- タイプ7の根源的欲求(そのタイプが無意識に最も求めているもの)は、「幸福になること」
- エニアグラムでの「本能型」「思考型」「感情型」の3つのグループのうち、
タイプ7は思考型に分類されている - エニアグラムではタイプ7は『楽天家』『熱中する人』と命名されている
- 周りのみんなを元気づけ、場を盛り上げることが非常に得意
- 「行動力」「実行力」が優れている
- 「物事を楽しむこと」への適性が高い
- 心身に活力・エネルギーが備わっている
- 多芸多才
- 発想力が豊かで、そのおかげで創造する能力がある
- 頭の回転が早く、あれこれとすぐに思いつく
- 落ち着きに欠ける
- 注意散漫になってしまうことが多い
- 言動が衝動的
- 飽きっぽくて、1つのことを極め抜くことが難しい(器用貧乏状態になりやすい)
- ルーチンワークのような、変化に乏しくて退屈な作業に耐え抜くことが難しい
- 快楽主義におちいるようになり、問題を解決することを放棄する
- 快楽を得るために浪費しまくってお金を使い果たし、生活が破綻する
- 「自身が大嫌いな苦痛」から逃げるために、非常に無責任な態度を取るようになる
- 病的な躁鬱状態を呈するようになる
エニアグラムの性格診断サイト
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参考:「エニアグラム」とはどういう性格診断なのか
「人間の性格の本質は、全9種類である」という考えのもとに、円と線で形成された専用の図形を用いて、9種類の性格型の関係を表している。
1950年代なかばに現在のエニアグラムの図形が完成し、1970年代に著名な精神科医達や心理学者達がエニアグラムの性格診断を用い始めたことで、
エニアグラムが世間へ浸透してゆき、今日ではアメリカの多くの大企業で社員の研修用にエニアグラムの性格診断が用いられている。
エニアグラムの語源はギリシャ語であり、エニア=9つとグラムス=図形を合わせてエニアグラムという語句が生まれた。
タイプ7の中の、「7w6」と「7w8」の2種類
「7w6(タイプ7かつウィングが6『堅実家』)」の特徴
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7w6は「エンターテイナー」と名付けられています。
- タイプ7の人達のなかで、より社交的なグループ
- パーティやイベントが大好き
- 他者との関係や結びつきによって楽しみを得たいという思いや思考が非常に強い
などが7w6の主要な特徴
「7w8(タイプ7かつウィングが8『統率者』)」の特徴
7w8は「現実主義者」と名付けられています。
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- タイプ7の人達のなかで、野心的でエネルギッシュであり、目標達成に意欲的なグループ
- 人間好きなタイプ7に属しているものの、他者と深く関わることについては消極的で、独立心が強い
- 「自分自身を守りたい」という欲求が強く、そのように行動する
などが7w8の主要な特徴
「エニアグラム」という性格診断では、
『自分が該当するタイプに、両隣のどちらかのタイプの特徴が混ぜ合わさっている』という性格の解釈をしています。
したがって、タイプ7には、
6『堅実家』の影響を強く受けているタイプ7である「7w6」と、
8『統率者』の影響を強く受けているタイプ7である「7w8」の、
2種類が存在しています。
タイプ7と、MBTIの16種類の性格型の中で似ているもの
「TypologyCentral」という海外の交流サイトでの性格診断結果を一覧表にしたグラフ↓によると、
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エニアグラムのタイプ7と特に類似しているMBTIの性格型は、
「ENTP」「ESTP」
の2種類だと考えられます。
(次点で、「ENFP」「ESFP」)
当ブログにはこれらのMBTI性格型の解説ページがあるので、タイプ7への理解をより深めるために、ぜひご覧下さい。↓
「エニアグラム」と「MBTI」の違い
MBTI:心理学と分析論側に寄っている性格診断テスト。
MBTIの16種類の性格型の一覧表
「タイプ7」と、エニアグラムの他のタイプの関係
タイプ7が成長して、次の段階へ進める場合
「タイプ5(『観察者』)」の性格的特徴を持つようになっていきます。
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・情報と知識を重視し、慎重な調査や考察を行う
・研究者タイプ
・問題を前にしてもただ傍観しているだけ
タイプ7が退行して、前の段階へ戻ってしまう場合
「タイプ1(『完全主義者』)」の性格的特徴を持つようになっていきます。
・自分の理想へ向かって努力する
・「正しいこと」「正義」が好き
・正しくないことやきちんとしていないことに対して憤慨する
エニアグラムという性格診断では、
そのタイプが成長する場合は、図中のそのタイプから矢印が向かっているタイプの特徴を自身へ取り込むことで成長できる、という解釈をしています。
そのタイプが退行する場合は、図中のそのタイプへ矢印が向かっているタイプの特徴を帯びるようになる、という解釈をしています。
「タイプ7」の適職
- 他者を楽しませることができる職種
- 「ミュージシャン」「ダンサー」「芸能人」など
- 他者の教育にたずさわる職種
- 「教師」「塾講師」「大学教授」など
- 他者の回復・快活な生活に貢献できる職種
- 「整体師」「鍼灸師」「看護師」「カウンセラー」など
- 対人コミュニケーションが主に求められる職種
- 「(会社員の)営業職」「(会社員の)広報職」「経営コンサルタント」など
- 他者と直接的に関わり、他者を楽しませたり喜ばせることができる
- 「閉鎖的な人間関係の内側」で働き続けることがない仕事
- 仕事において自由度が高く、ある程度個人の裁量で動くことができる
- 退屈なルーチンワークが少ない
- 仕事内容に変化があり、前例をただ踏襲するような業務内容ではない
転職サイト「ミイダス」は、自分の強みと適性が高い職種・適性が低い職種を無料診断できます。
・コンピテンシー診断で、その人のコンピテンシー(行動特性)を分析し、強みが判明する
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・サイトの利用料は無料
エニアグラム性格診断と合わせて診断すると、より自身の強みと適性をはっきりさせることができるようになります。
「タイプ7」の適職に共通する要素と各種の職業を照らし合わせ、本記事で紹介しているもの以外の適職もどんどん見つけていきましょう。
本ブログでの、エニアグラム・タイプ7の適職、各趣味分野の適性を解説した記事↓も合わせてご覧ください。
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