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表現規制や芸能人内輪ネタなどテレビ番組がつまらない理由

 

どうして現代ではテレビが飽きられて、見向きもされなくありつつあるのか?調査したので、分かったことを報告します。

 

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現代のテレビ番組がつまらない3つの理由

 

1.「規制」の大幅強化

視聴者達からの「けしからん!」という苦情が次々と寄せられるせいで、大食い(食べ物を粗末に扱っている、という苦情)や芸能人へのキツいツッコミ(いじめだと苦情)ができなくなり、「無難」なクイズ番組のようなものしか作れなくなっています。

 

 

 

2.「番組制作費」が縮小されてしまっている

視聴率の低迷によりスポンサー企業から得られる金銭が減り、番組制作費も縮小されてしまっているので、ぜいたくにお金をつぎ込んだハデな企画やお金がかかる大規模な舞台装置の仕様が不可能になっています。また、ウケるネタをリサーチするためのお金もかけられない状況です。




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番組制作費が減ったことで失敗が許されなくなり、「過去の統計では、このパターンの番組はたしかに視聴率が取れていた」という安全策ばかりを追うようになったので、そのことが番組のマンネリ化も招いています。

 

 

 

3.過剰な「芸能人の内輪ネタ」

特定の芸能人達の内情を詳しく知っていないとついていけないような「内輪ネタ」ばかりが番組で使われるので、初見や新参は「なにこれ??」と首をかしげて番組を見ないようになってしまいます。

また、吉本興業やジャニーズ事務所のような大手芸能プロに気を遣って、特定の人員をかたよって使うような業界の体質も、視聴者達の不評を買っています。

 




つまらない番組の代表例

 

代表例

  • 「グルメ」(芸能人達が、延々と食レポをしているだけの番組)
  • 「クイズ番組」(どこのテレビ局も同じようなクイズ番組だし、地味な番組雰囲気)
  • 「芸能人やアイドルを多用したトーク番組」(人間をひな壇に並べて、淡々としゃべらせるだけ)
  • 「商品や企業を紹介する番組」(販促目的や、企業からの紹介料目的で番組を作っているのが見え見え)
  • 「ネットの後追い番組」(ひと昔前にネット上で流行したYouTubeの動画などを紹介するだけの番組)

 

スポンサー企業離れにより、テレビ局の収入が激減

 

 

スポンサー企業離れによってテレビ番組に起こる負の連鎖

 

  1. テレビ番組がつまらなくなるなどの理由で、視聴率が低下する↓
  2. テレビ番組の間にはさまれる「CM」が消費者の目に入らなくなり、スポンサー企業が高い広告料をテレビ局に支払ってCMを打っても、販促効果が出てこない↓
  3. スポンサー企業がテレビ局から撤退したり、安い広告料でCM枠を買い叩こうとする↓
  4. 広告収入が大幅に減ったテレビ局は、番組制作費が大幅縮小してしまったので、「低予算で時間をつなげる、トークバラエティ番組」くらいしか作れなくなる↓
  5. さらにテレビ番組がつまらなくなり、もっと視聴率が低下する(1の段階へ戻る)

 

 




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「商品やサービスを購入する際に参考にしているメディア」は、

  • 「商品比較サイト(24.0%)」
  • 「テレビ(20.2%)」

という結果となり、もはやテレビ番組よりもネット上のサイトの方が信頼されている状況です。(2012年、マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングの発表)

「企業にとっての、販促のための場」が、テレビ番組からネット上へとだんだん移り変わっています。

 

「テレビがつまらない」は約8割の人が感じている




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  • 「最近テレビ番組がつまらないと感じることが多い」に「そう思う」と35.7%が回答
  • 「最近テレビ番組がつまらないと感じることが多い」に「どちらかといえばそう思う」と42.9%が回答
  • 本調査で、最近のテレビ番組がつまらないと感じている人が約8割にものぼることが判明した

2015年9月、スカパー!が「テレビ視聴に関する調査2015」を発表

 




「若者のテレビ離れ」の主な3つの原因

1.テレビ番組の質が低下しすぎている

 

本ページでこれまで解説してきたように、テレビ番組の質が低下してつまらないものになり、そのせいで、若者がテレビから離れていっています。

 

 

 

2.ネットのコンテンツに押されている

 

  • YouTube
  • ニコニコ動画
  • Hulu
  • ネット上のニュース系サイトや個人ブログ など

テレビ画面の前で構えて受動的に番組を観るよりも、ネットは能動的に好きなコンテンツを観に行くことが可能です。

近年ではYouTuberが社会的に広く認知され、アマチュアでも動画投稿サイトを使えばプロの芸能人のようなタレント活動ができるようになったので、ネットが国民的普及した現代ではアマチュアとプロの境界線が薄れつつある状況です。

 

 

 

3.テレビを使って番組を放送するという手法が時代遅れ化した




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テレビ・雑誌・新聞・ラジオなどは「オールドメディア (en:Old media)」「レガシーメディア」と呼ばれ、これらはすでに時代遅れのメディアに分類されています。

それに対して、発信側と受信側の間に双方向性があり、いつでもどこでも好きなデバイスで鑑賞できるメディアを「ニューメディア (en:New media)」と呼び、ニューメディアはインターネットコンテンツが該当します。

スマートフォン・ノートパソコン・デスクトップパソコンで自由に好きなコンテンツにアクセスできるネットと較べ、テレビは時代遅れになってしまっています。

ニューメディアに慣れてしまった若者達は、以下のような理由でテレビ番組から離れています。

  • ネット上の情報が充実しているので、テレビ番組を観なくてもみんなの話についていける
  • 忙しくて、特定の時間帯に放送するテレビ番組に合わせることができない
  • わざわざ録画して後で観る、というほどの番組内容でもない
  • テレビ番組の「やらせ」「ねつ造」が繰り返されてきたので、テレビに不信感を抱いている

 

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