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放置子…親に放置され、他人の家に勝手に入る子ども達

 

実の親に放置されていて、他人の家庭に勝手にあがりこんで食べ物をねだったり遊び相手をしてもらうという「放置子(ほうちご)」の問題について調査したので分かったことを報告します。

 

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放置子の意味と、放置子の特徴

 

「放置子(ほうちご)」とは

親が共働きだったり、離婚家庭で、親が家に居ない間、家に放置されている子どもや屋外で好き勝手に振る舞っている子どもを指す言葉が、放置子。

放置子が他人の家に勝手に入って食べ物や遊び相手をねだるなど、近年問題視されている。

放置子という言葉はインターネット上で用いられるネットスラングであり、教育や福祉の専門用語ではない。




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放置子の特徴

  • 「髪がぼさぼさ状態」「爪が伸びっぱなし」「お風呂に入ってないので悪臭がする」など、身なりに清潔感が欠けている
  • 着ている服がよれよれ(服やくつしたに穴が空いていたり、そでの部分が伸びてしまっている)
  • やたらとなれなれしい態度
  • いつも空腹を訴えている
  • 他者からの愛情に飢えている
  • 遊び相手や、暇をつぶすための娯楽に飢えている
  • 親の居場所・連絡先を、放置子自身が知らない
    • 放置子の親は、社会常識が欠如していたり、社会不適合者である場合が多々ある

 




「放置子」にまつわる数々の問題

 

放置子が家に来訪することで色々と迷惑する

  • こちらにも家事や用事があるのに、家に居座る放置子の相手や世話をし続けなければならない
  • あがってきた家に住んでいる子どもに、放置子が悪口を言ったり暴力を振るうことが多い
  • 勝手に冷蔵庫やお菓子の買い置きをあさったりして、家の食糧を食べてしまう
  • 勝手に戸棚を開けて中を物色するので、不注意によって皿やコップなどが壊される可能性がある
  • 家に置いてあるおもちゃやゲーム機、時には現金を盗まれる場合がある
  • あがった家の大人に気に入られようとして、その家の養子になろうとする
  • 放置子が怪我をした場合、構ってあげていた大人に法的責任が向かう可能性が高くなる
  • 放置子の方から近寄って来たとしても、放置子を自宅で世話している状況は「未成年者略取誘拐」と警察側に解釈されかねない
    などなど

 

 

 

他人の親からすれば放置子にどう対応すれば良いのか分からなくて困る

放置子に家に上がり込まれた親たちの感想は、可哀想とか何とかしてあげたい、という前向きなものよりも、

「自分の子どもじゃなくて、知らない子だから接し方が分からない」「得体が知れないので、何だか恐い」といったネガティブなものが大半を占めるようです。

 

 

 




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下手に同情してしまうと、その後にやっかいなことになる

放置子を家にあげてお菓子をあげたり構ってしまうと、その放置子は構ってもらった家に習慣的に訪れるようになります。

毎日のように放置子の相手をしなければならないとなると、金銭や時間のコストも深刻なものになります。

 

 

 




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放置子に攻撃的な態度を取ってしまうと、人間関係で波風が立ちやすい

放置子が、実子と同じ学校に通っている場合や、その地域の複数の家庭にそれなりに受け入れられている場合もあります。

その場合で、放置子に冷たく当たったり、警察機関に通報したりすると、

実子が学校で放置子にいじめられたり地域で悪い噂が立ってしまう危険性があります。

 

放置子という存在が出てきてしまう原因

 

原因

  • 放置子の親にネグレクト(育児放棄すること。児童虐待の一種)されている
    • ネグレクトの原因は
      「シングルマザー(またはシングルファザー)であり働き詰めで、子どもの相手をする時間がまったく無い」
      「自分の子どもを愛していなかったり、憎んでいる」
      「両親の精神が幼いせいで、育児よりも自分用の娯楽を優先してしまっている」
      など
  • 放置子の親が、間違った放任主義を採っている
  • 個人主義が社会に浸透して「他の家庭には干渉しない」という考えが主流になり、
    「子どもは、その地域の家庭みんなで育てるもの」という昔の考え方が衰退してしまったため

 

放置子が増加した原因の、社会的背景

時代の変化と、放置子の数の変化の関係

時代放置子の数母子家庭数子育ての解釈法放置子の存在感
昔(2000年以前)少なかった少なかった地域のコミュニティー全体で子どもの面倒を見るべき地域のコミュニティーが放置子を受け入れていたのでほとんど目立たなかった
現代(2000年以降)多い多くなってきている各家庭が個々に自分の子どもの面倒を見るべき各家庭が自分の子どもで手一杯なので放置子の存在が顕在化している

 

 

現代では、子どもは、その家庭でしっかりと面倒を見るべきという親が圧倒的多数を占めています。




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そのせいで、「地域の家庭コミュニティーに溶け込むことができずに、あぶれてしまった放置子」が増加しています。

また、

  • 離婚率の増大による、母子家庭(または父子家庭)の増加
  • 共働きの家庭が増えたことで、親が家庭で子どもを世話をする機会が減少
  • 核家族化が進行していることで、子どもの面倒を祖父・祖母に頼むことが難しい

などの社会的背景もあります。

 




放置子への3つの対処方法

 

1.児童相談所に連絡する

放置子が放置されている理由は親からのネグレクトである場合が非常に多いと言われています。

近くの児童相談所(スマートフォンで簡単に住所・電話番号を調べることができます)へ放置子の存在を連絡することで、

児童相談所の職員による放置子の保護と、放置子の親への注意・調査が実現します。

児童相談所に相談しても、相談者の名前や住所などのプライバシー情報は秘匿されるので安心です。

 

 

 

2.放置子への態度で、はっきり・しっかりとした線引きをする

  • 面識の無い子ども・親と交流が無いので知らない子どもは、最初から家に上げないようにする
  • おやつや食事をねだられても、きっぱりと断る
    • いったん食べ物を与えてしまうと、放置子が継続的に来訪するようになる、と各方面で注意が喚起されている
  • 「勝手に冷蔵庫を開けて中のものを無断で食べる」といった非常識な行動を取った場合は、放置子を厳しく叱る。
    何度も叱っても効果が無いようならば、それを理由にして放置子を以後家に上げないとはっきり通告する。

「放置子に中途半端に同情して、より悪い結果を招いた」という話はよく聞いても、状況が良くなったという話はまるで聞きません。




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現実的には、我が子の育児・自分自身の用事があるので、放置子に時間やエネルギーを奪われてばかりいる場合では無いと言えます。

 

 

 

3.近くの交番へ通報

放置子に関して、以下のような問題がたびたび報告されています。

  • 家屋内に、放置子が無断で侵入する
  • おもちゃやゲーム機などを盗む
  • 放置子がその家の養子になろうとして、その家の実子を非難したり暴力をふるう

このような深刻な問題が起きている場合は、交番への通報もやむを得ないと言えるでしょう。

警察官達による放置子の保護と、放置子の親への指導の効果も見込めます。

 

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