「いじめられっ子」が、いじめられる主な原因・理由を解説します。
いじめられっ子がいじめの被害を受ける、主な3つの原因・理由
1「学校のクラスの中で「悪い意味での異物」になってしまっている」
身なりが良くない・清潔感の欠如
- 髪型がボサボサ
- 着ている服がよれよれ
- 人前で平気で鼻をほじるなど、不潔な行動が多い
- 「歯磨き」「入浴」をおこたっているせいで、悪臭がする
- これらの原因は、「しつけ・教育」「きちんとした衣類の支給」が上手くできていない親にあるが、
子ども側にも「自分の容姿を改善する行動が取れない」という点で多少なりとも責任がある
- これらの原因は、「しつけ・教育」「きちんとした衣類の支給」が上手くできていない親にあるが、
いじめられっ子の「他者との距離感」が、不適切
- やたらと馴れ馴れしい態度である場合がかなり多く、そのせいでクラスメイト達からウザいと認識されやすくなる
- 他者と距離を取り過ぎていて、常に孤立しているため、いじめの標的になるパターンもある
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いじめられっ子の「他者への態度」が、不適切
- やたらと上から目線であり、何かとマウントを取りたがる
- 話す言葉の節々に、話し相手をイラッとさせるフレーズが混ざっている
- 会話中に、いちいち話の腰を折ったり、水を差すような発言が多すぎる
- 上記のリストのような態度を取りやすく、クラスメイト達をカチンとさせる言動が多い
クラスの中で孤立してしまっている
- 生まれつきの、コミュ障的な気質
- 過度に陰気な雰囲気であり、その子といっしょに過ごしていても全然楽しくないのでみんなに避けられるようになる
- クラスの中に溶け込んだり、クラス内での友達グループの中に所属しようとする努力をしようとしない
- これらの事情のせいでクラス内で孤立しており、
多くの場合で、「クラスメイト達から一目置かれるような才覚・学業成績」も備えていないため、いじめの標的にされやすくなる
- これらの事情のせいでクラス内で孤立しており、
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2「いじめっ子から攻撃されているのに、抵抗・反撃ができない」
- 気が弱い性格型
- 優柔不断で、おどおどしがちな性格型
- いじめっ子は、クラスメイト達の中から「いじめても、抵抗・反撃してこない者」を選択しているため、
上記のリストのような性格型の子どもはいじめの被害に遭いやすくなる
- いじめっ子は、クラスメイト達の中から「いじめても、抵抗・反撃してこない者」を選択しているため、
3「クラスのみんなに嫌われる要素」を備えてしまっている
- 過度にわがまま
- ひんぱんに嘘をつく
- 他者との約束を破ることが多い
- 不満になると、他者に暴力を振るったり、物を他者や壁へ向けて投げつけたりする
- 上記のリストのような嫌われる要素を備えているせいで、いじめっ子に「こいつは、集団の中から排除することが正当・妥当」という大義名分を与えてしまう
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参考:「いじめっ子」がいじめを行う主な理由
- いじめを実行する主要な理由・動機は、「弱者(反撃してこない・クラス内での立場が弱いなど)」を攻撃して、優越感・満足感を得るため
- いじめという加害行為をする理由は、
いじめっ子自身が「家庭崩壊状態のせいで、性格にゆがみを抱えている」「児童であるせいで、倫理観が未成熟だったり、加害についての法的責任などを理解・実感できない」「そのいじめっ子が頭が悪いせいで、他者の痛みを想像できない」という事情であることが多い - いじめっ子の標的になる子どもは「気弱なせいで反撃・反抗ができない」「集団内での、悪い意味での異物」というタイプであり、
このいじめられる根本的原因を自助努力・両親の協力などで除去しないと、「転校」「クラス替え」などをしても移動した先でまたいじめられる事になりやすい
- いじめという加害行為をする理由は、
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コメント
正しい部分も多いのですが……まず虐め加害者を「いじめっ子」と呼ぶのをやめて下さい。虐めとは「子供による子供の虐待」です。「いじめっ子」というのは日本がまだ貧しく牧歌的だった時代の「弱い者いじめ」の「いじめ」であり、近代化が終わって国ごと迷走している現代日本の「近代教育の行き詰まり」の結果の一つとしての「校内虐待」の虐めとは別物です。虐め被害に遭いやすい子がいるのも確かですが、発達障害や緘黙などの障害が原因で標的にされている例が多く、被害者が虐めに抵抗しても学校が加害者と被害者を無理矢理握手させて「仲直り」の儀式をしたり、虐待の構図を理解していない場合がとても多いです。虐め被害者を「いじめられっ子」などと表記してしまうと、被害者が自分を弱者だと認めないと相談できないことになり、とても解決が難しくなるのです。「弱い者いじめ」と「校内虐待」をもっと明確に分けて下さい。