近年、日本のネットユーザー達の民度が急速に低下していることの、その原因・理由を解説します。
近年、ネットユーザーの民度が急速に低下している現象の理由
スマートフォンなどのデバイスが普及し、誰でもネットを利用できるようになったから(民度低下の最大の原因)
- 「スマートフォン」「タブレットPC」のような、手軽にネットを利用できるデバイスが大普及し、「子ども」「高齢者(ネット全般について、疎い)」などが自由にネット上でコメントできるようになった
- これらの、「思慮分別が不足している人」「ネットリテラシーが不足している人」がひんぱんにコメントするようになると、ネットコミュニティーが荒れやすく、民度も低下しやすくなる
- 大量の移民を受け入れた国が「国民性」「宗教」などの違いが原因でほぼ確実に衝突が生じることと同じように、
幅広い階層の人達がネット上に流入した結果、ネット上の色々なコミュニティーで衝突が起こるようになっている
スポンサーリンク
現実世界の状況が悪化したせいで、ネットで憂さ晴らしをする人が増えすぎたから
ずっと昔のネット空間は、情報共有がメインの目的だった
- ずっと昔(1990年代~00年代前半くらいまで)は、サイトやネット掲示板で必要な情報をやりとりすることが主なネットの使われ方であり、
ある程度の健全さを保っていた- この時期では、バブル崩壊があったとはいえ日本経済や国際競争力はまだそれほど悪化していなかった
スマホ等によりネットが日常生活の一部になってからは、ただの憂さ晴らしの場になり始めた
- 相手にマウントを取ること
- 非がある人物が炎上している騒動に、自身も加わって叩くこと
- 相手を煽って怒らせて、そうやって自身のストレスを解消すること
- 「自身の人生での不幸」「日本の未来の暗さ」などを、コメント上で嘆くこと
- ネットが日常生活の一部となり、「遠隔地にいる人達と交流ができる」という目新しさが失われてからは、
上記のリストのように憂さ晴らし目的でネットを利用する人が多くなっていった- 日本経済の停滞の長期化や、日本の国際競争力の低下など、日本の世相が急速に悪化したことも大きな要因になっている
(2011年3月11日に起きた東日本大震災を境界にして、ネット上のコメント傾向が攻撃的だったり暗い内容へ一気に傾いた、という見解が多い)
- 日本経済の停滞の長期化や、日本の国際競争力の低下など、日本の世相が急速に悪化したことも大きな要因になっている
- ネットが日常生活の一部となり、「遠隔地にいる人達と交流ができる」という目新しさが失われてからは、
スポンサーリンク
ネットを、何かしらの利益獲得のために利用する人が増えすぎたから
- アフィリエイトプログラム(インターネット上の広告において、広告主が広告掲載者に対して、売上げに応じた手数料を支払うシステム)
- SNSのようなネットの場において、
自身のイデオロギー(思想傾向、政治や社会に対する考え方)をみんなに認めさせるために、声高に主張し続けて、そのせいで周りと衝突してしまうこと- これらの事象がひんぱんに起こるようになったせいで、「助け合い」「善意で、無償で情報提供すること」が相対的に少なくなってしまった
本ブログ推奨の、書籍や漫画の読み放題サービス
コメント